現代は小林多喜二にとって、きっと想像だにしない世界であるには違いない。割と前面に絡む役どころでTKOの人が出ていて、もうそれが気になって気になって仕方がないのですね。小林多喜二について色々と思う所を書こうと思って観に行ったらTKO。TKOが冒頭から…

命をかけた映画っていう触れ込みをよく聞くじゃないですか。アクションでもミステリでも青春映画でも、死ぬかもしれないというモノを背負って生きる人間の話は魅力的です。 しかしこの映画はその死ぬかもしれないが撮ってる方と撮られている方に普通にのしか…

玉木宏の悪役、山田孝之の背徳神父をウリに宣伝してた割には、見せ場は大体石橋凌に充てられていて(特に冒頭)、じゃあ石橋凌映画かといえば全然違うし、ショッキング描写もウリにしてた筈だけど、一番の見せ所である惨殺シーンも配慮した所為か画面が暗すぎ…

くやしい！ でも面白い！ みたいな。そういう感想しか今は書けないかなぁ。4部作の2作目。クライマックスの戦いはいわゆるこのシリーズの「分岐点」にあたりますが、今回は……そうきたか。あの頃と今とでは「世界を変える少年(王)の資質」とはなんたるべきか…

→よく見てみよう。三浦悠がいるよ！もったいない精神で戦争を乗り切っちゃう話です。そうは問屋が卸さないだろうと踏んでたのに、まさか本当に乗り切るとは思わなかったのでびっくりした。 で、僕がこの映画を観に行った目的の9割以上の理由である三浦悠ウォ…

老い先が短い、家族と上手く付き合えない、神を信じない、戦争の記憶にいまだに苦しむ老人は、ひょんなことで隣家の一族と交流し、親近感を覚える自分に驚愕する。かつてアメリカだった、今はアメリカである事を疑うほど寂れた街には、あらゆる人種が入り乱…

ヒロイン・ゼン(禅)に悪党の論理は通じない。何故なら彼女はママと、ママが大好きなパパと、兄貴同然の幼馴染のデブの言葉しか通じない。 この「通じない」が所以に、悪党相手に容赦なく繰り広げられる問答無用のガチンコバトルにブルブルした。そこにある空…

幾度となく挟み込まれる、「宙を飛ぶように」楽しく生きている家族の肖像。実際はそれそのものが飛べずに激突死したピエロの残骸の寄せ集めでしかないことをじわじわと観ている側に思い知らせつつ、それでも必死こいて生きてきた家族に襲い掛かる最後の悲劇…

宣伝ポスターがヘンな所で切れてるもんだから、一瞬何の映画だか考えてしまいました。

舞台挨拶を観に行ってしまった理由は三浦悠が来ると聞いたからです。1年以上ぶりの三浦さんは髪型がまこっちゃん(@RH＋)に近い感じになってました。ああ生きてた！ よかった！(えー)映画の内容は「ケータイ小説家」に憧れる少女・愛が、ケータイ小説を書くネ…

窓口でチケットを買う時に恥ずかしくないように「OPV」という略称を無理やり作ったらしいですが、いらん配慮です。此処で言わずしていつ言えというのか！ この言葉を言う為に人間は生まれてきたのではないのか！？「おっぱい一枚ください！」これほど堂々と…

(映画の内容に割と触れていますが敢えて隠さない) 殺されることに理由はあるか。トンカチで頭かち割られて終わる人生に何か失点はあったのか。 失点などなかった。なぜなら犯人はモンスターだからだ。化物の目に留まった。それだけが彼女や彼らが殺されてし…

趙雲最強伝説。リアル一騎当千。彼一人で曹操軍全滅という某映画誌触れ込みがあまり間違ってない。

漢も女もケダモノもアンチスパイラルも！ 熱い想いは是全て全裸でブツけることに価値があるんだ！ とでも云うが如く！ 全裸！ 全裸！ 全裸！！ 俺を誰だと思ってやがる！最初は見えるか見えないか……のラインだった筈なのに、気がついたらあいつもこいつもオ…

男は黙って素手ゴロ！！！！ もしくはナイフはダメ！ ゼッタイ！！！！(序盤の展開に触れています)。前作で鈴蘭頂上決戦を制した小栗君でしたが、口下手が過ぎて鈴蘭を統一できず、そんなこんなしていたら、抗争先のトップをナイフで刺しちゃって少年院にブ…

神事の名の元に登場人物たちの全裸シーンがありましたが、草ナギ君はつくづく間が悪かったとしか言いようがないヨナー。本当に。山田孝之09年出演映画を劇場で観たその1。面白……くはなかったと思う……。ああ京都行きたいなーとは思った。修学旅行で行く頃って…

堺雅人に身悶えてナンボの映画です。素晴らしい(堺雅人が)。

櫻井翔さんがヒーローであるという事はスッゲーどうでもいい要素です。この映画は男の子が、健全な成長過程としてエロについて学ぶ為の作品です。おっぱい太腿おっぱい太腿！ このスカポンタン！ 噂の「おっぱいバレー」とのエロ対決はどちらに軍配があがる…

本郷奏多君が変態の役です。残虐なものが大好きな変態(部屋の変態ぶりがスゴい)。その変態性を巧妙に隠してると(特に本郷君の方)自負してるわけだけど、でも学校の図書館で変態本を借りてしまうあたりが、まだ修行が足りないと思いました。つうか普通学校に…

「この先どうなるか？」 映画に取ってそこは最も隠さねばならないキモの部分である。がしかし、この映画の場合、大抵の人はこの先どうなるかを知っている。彼らが命を賭けて護ろうとするもの、或いは彼らが奪おうとするもの、それら全ては何もかも違う世界に…

帝都設定で嶋田久作が出てくると犯人じゃないかって思う……ことはさすがになかった。犯人は顔を変えられるので、誰であっても意外性が生きると思う。でもこの映画、一番ありそうな人に犯人振っちゃいました。以下ネタバレ。

以下、亜姫と亜姫家族のアホな会話。亜姫家族：「ウォーリーの動力って太陽電池なの？」 亜姫：「太陽電池みたいですね」 「太陽電池じゃあんなに動かない」 「いや動くんじゃないですか？ 未来だし」 「太陽電池の使えなさを知ったら、とてもじゃないが信じ…

伊藤英明が『海猿』で鍛えた体でレスキューする映画です。山田孝之見たさに観に行きました。「MW」の予告が見れたのでよかった。血気盛んで勝手な行動を取る若い隊員役で松田悟史が目だってたけど、この映画で目立ってもなぁ……。「風林火山」「ゴンゾウ」と…

山田孝之見たさに観に行きました。チャラいけれど妹思いの兄貴役。イイネ！ それはさておきこの物語で死ぬ(殺される)人たちを感動的な撮りで見せてるのはどうだろうと思いました。この世界の全てをぶっ壊してやる！ ぐらいのテンションが松田翔太に沸きあが…

異世界の着想が素晴らしい。21世紀に登場したメガネの魔法使いとホビットたちの映画以降、ファンタジーな世界といえばニュージーランドでエルフがいて、竜が空を飛んで、ライオンが死んだり生き返ったりする世界だらけでクソつまんなかったので、この映画に…

ねじ切れてしまった人たちが法廷に立っている。そのねじ切れ加減を淡々と描く法廷画家がいる。そのねじ切れた人たちをがニュースとして発信され、完全な他人事として受信するわたしたちの、わたしたち自身のねじは本当に締まっているのか？ もしその、「私だ…

アメリカ的にはアレ(ネタバレ)の話はものすごいロマンなんだな、と思った。カンのいい人は冒頭5分で今回の話のネタがわかります。カンがよくなくても開始10分でわかる。そこで「えぇー！？」と思うか、「面白い！」と思うかが分かれ目だと思う。亜姫は「えぇ…

ダイジェストでした。シモン君はオトナになってからの方が僕の好みなので、オトナ編を早く見たいです。来年のGWだそうです。それまでに前編の内容を忘れそうです。 天元突破グレンラガン 劇場版 前夜祭柿原徹也, 小西克幸アニプレックス 2008-12-17by G-Tools

「コレどんな映画なの？」 「バットマンです」 「バットマンなの？ でもバットマンって書いてないよ？」 「でもバットマンなんです。タイトルはバットマンのあだ名らしいです」 「バットマンがあだ名なんじゃないの？」 「……」 以上、一緒に観賞した人と亜姫…

例の能天気な主題歌とは裏腹にもの凄い話でした。宮崎駿が5歳児の為に作った、と宣言してたのをどっかで見たのですが、宣言どおりです。5歳児以外理解不能のワールド。 理解不能であることが悪いことに取られがちな現代では、この理解不能さが逆に「スゴい！…