面白いドラマをありがとうアワード2013・結果発表
大変ながらくおまたせして申し訳ございません。皆様の投票により決定する「面白いドラマをありがとうアワード2013」集計結果発表です。
投票いただいた皆様のご意見はこちらより → http://d.hatena.ne.jp/einfall/20131219/1387454381
【1】2013年にTV(キー局・U局・BS・CS)でオンエアされた、日本の新作ドラマで面白かったものを3つあげてください。できればその理由も教えてください。
【第1位】
「結婚するから、離婚が辛いんです」
何者かにインテルを埋め込まれてから良作しか書いていない坂元裕二先生による、新たなる鈍器ドラマ「最高の離婚」が1位。
【第2位】
「地元へ、帰ろう」
朝8時に枠移行してから常にチャレンジし、良作傑作を多発している朝ドラに新たなる傑作が誕生しました。「あまちゃん」が2位。
【第3位】
漫画の世界に住む1人の男が、「現実」の女性に恋をした
いまだに管理人が見ていないのでコメントひとつひねりだせなくてスイマセン!「泣くな、はらちゃん」が3位。
【第4位】
「わだしは、あきらめねぇ」
時代が変わる、人が動く、血が流れる。彼女は戦う。ならぬことはならぬゆえ。史上最も美しく暴力的なヒロインの目から見た幕末大河ドラマ「八重の桜」が4位。
【第5位】
「ブサイクだったのです。言い換えます。顔面が残念だったのです。言い換えます。フェイスがファニーでアングリーだったのです!!」
前作以上に世の中の全てをブッたぎって叩き捨てる!「リーガルハイ」が5位。
以下同点1得票による6位だったので割愛。
【2013年のドラマをいまさらザラッと考える】
「昔のテレビには視聴率60%なんてオバケ番組もあったそうですが、いまは殆どありません。みんな見たいものが違う。それが当然で、それに答えるのが今のテレビの責任かもしれません」
なんという皮肉でしょう。このCMは「半沢直樹」の前に制作されていますが、まさかこれほどのブーメランとして視聴者の心に突き刺さってくるとは制作者も思ってもいなかったことでしょう。ドラマ界はまだしばらく視聴率という、視聴者が最もワケのわからないものが最大評価基準となるんだろうなぁと思っていたら、2014年「明日、ママがいない」でスポンサーというずっといたけど見えにくかった新たなる敵の存在が明確になってきました。
とはいえ「視聴率こそ振るわないけど良作だから」というのもまた我々と作り手の言い訳かもしれないな、とちょっと思うわけで、作り手たちは難しいさじ加減に四苦八苦悪戦苦闘しているのではないかと思います。
もうひとつこの年で語る事があるとすれば、ただ立ち上がろう、元気になろう、つながろう絆を結ぼう、ではない、「震災」をきっちり題材として冷静に受け止められるドラマが多くでてきたことではないかと思います。実際本ランキングの1位か5位までは「震災」がひとつの根底にあるわけで、でも切り口も捉え方も全て違うわけで。
【2】2013年にTVでオンエアされた、日本のドラマを書いた脚本家で、1人挙げるならばどなたでしょうか? できればその理由も添えて挙げてください。
宮藤官九郎圧勝の結果に。圧勝すぎて2位以下載せるのもちょっと…ぐらいの得票数でした。
【3】2013年にTVでオンエアされたドラマに出演した役者さんで、素晴らしかったと思う人を挙げてください。ここは人数問いません!
【第1位 堺雅人】
当企画2年連続1位です。コミカド先生以上のアタリ役はないんじゃないかという予想をアッサリ裏切った半沢直樹、から再びのコミカド先生スパイラル!お見事でした。そのまま突っ走ってください。
【第2位 綾野剛】
長年チンピラ・クズ・最底辺層ばかりを演じてきた彼が、普通の青年やエリート自衛官(左遷されたけど)や殿様を演じる日が来るなんてなんということでしょう。
【第3位 長瀬智也】
※画像はイメージです。
その役以上のアタリ役はないんじゃないかということをこの人もう十数年やっているんですよね。
【第4位 瑛太】
いてもいなくてもいいイケメン役ばかりをこなしてきた彼が、積み重ねた経験値をバネに見せるここ数年の役は鬼気迫る感があると思います。化けたといって相応しい変貌かもしれません。あと最近の悩みは「そろそろ名前だけの芸名恥ずかしい」らしいです。
【第5位 橋本愛】
橋本愛とお付き合いした男子は全員ゾンビに襲われたらいいと思います。天然パーマは念入りに襲われたらいいと思います。橋本愛は可愛いのでジャスティスです。
以下同得票あまりに多数ゆえ割愛しました。みんな……愛してるんだね!
そんなこんなで今年のアワードでした。募集・集計ともに時間ばかりかかってすいません。投票方法も含め、次回はもうちょっとやりやすいシステムにしようかと思案中です。お付き合いいただけたら幸いです!