「汚れた舌」#6(恐怖！イチゴ地獄 序章)
「恐怖！イチゴ地獄序章」は亜姫が勝手につけたタイトルです。あしからず。
展開的には千夏と白川の密会現場をおかんが抑えるまで、と千夏と耕平の仲を確信した杏梨がブッ壊れという所だったんですが、この二つの事態を招いた千夏の仕事上のトラブル(千夏の花が嫌がらせのダシに使われて公衆の面前でぶん殴られる)、あれはすっげードラマ的展開だったというか、これまでの展開からして「一体何者の差し金か！？」と思いながらずっと見てました。え、あれたまたま？ そんなバカな！
まあ女手1人でやってる小さな店なら、ああいうトラブルに対して対処しきれない → 千夏のプライドずたずた → 耕平にすがる、という流れはベタながらも、間違っちゃいないけれど。それにしても千夏葬式やってそうな所に白い服で行くなよ！ ああそれも杏梨が壊れるための伏線なんでしたが。牧子先生は人を壊す為なら容赦ございません。
で、千夏を助けてお姫さま抱っこ(今時)する耕平を見かけて、何かがキレちゃった杏梨(前からキレ気味でしたけど)。千夏の白いワンピースについた赤い染みが焼きついて……イチゴに過剰反応するようになってしまいました。「見たくないから食べちゃうっ」って怖！！ さすがの弘子サマも光哉もドン引き。
しかし真のイチゴ地獄は寧ろこの後に控えてました。翌日一見平穏を取り戻した杏梨。しかし冷蔵庫を開けた瞬間、イチゴに反応。
涼野家のイチゴは山盛りで取り置きかよ！ 普通イチゴってパックで買って保存しませんか？このブルジョアめ！！
我を忘れてイチゴをむさぼりくらう杏梨を目撃してまたもドン引きの光哉。と思いきや、えええ共食い！！？ 君おかしいよ！！ 何よりもまず病院行かせるだろ！！
目が全く笑ってない田中圭。
今回どさくさに紛れて杏梨を抱きしめたり、慰める会話の合間にまたその奔放な女性関係を暴露してた光哉。この一見、義姉を思いやってるような行為も全くもって腹黒全開で参りました。一応杏梨を心配してた弘子サマよりこの息子の方がタダ者ではございません。
まあ大体こんな所で次回へ。次回は次回で凄そうですね……イチゴ地獄2とか、ナイフが持てなくなったおかんが鋏を持ちながら「舌切り雀」の歌歌ってるし！！ 怖い！！
