「ケータイ捜査官7」#9 バディ・システム

【そうか、いけない事だからなかった事になっちゃったんだ……】

 網島ケイタは自分がいる「場」以外に世界があり、その世界は何一つ優しくない事を感覚で知ってる節があるなぁとずっと思っていたんですが、並列分散リンクを行い、自我発露の可能性を持ったセブンのメモリを技術部に消された一件における彼自身の反応で確信。彼はありがちに怒ったり喚いたりしない。ただ嘆く。吐き出すように嘆きながら、優しい彼は立ち向かえるものなら立ち向かわんとする人間性を持っている。
 故・滝本が云っていた「君は優しい」発言が徐々にネックになってきたと思います。ケイタはセブンを「可哀相だ」と慮り、セブンの記憶がまたいじられないように「俺とお前の秘密」を作る。今週の彼は間違いなくセブンのために戦った。そしてその優しさと同質の優しさを、間違いなくきよいさん間明蔵人もゼロワンに向けている。これが意味するものはさてなんでしょうね……(ニヤニヤしながら) 今週も面白かった!



→間明蔵人の読み方が何度聞いてもよくわからない(まぎらくらんど?)ので、きよいさんと呼ぶことにしました。きよいさんは月長舘に帰った(@「RHプラス」)ので、暫く登場しないらしいです(ちげーよ!)。節目節目のキャラなのかな? 元エージェントっぽいし、桐原との「龍騎」対決はあるの?