『鋼の錬金術師』#42「彼の名を知らず」


 第41話とあわせてオンエアの第42話です。某アニメ誌で衝撃の回と銘打たれていたのですが、色々な意味で衝撃でした。


 以下キャラ別。

スカー(今回の主役)
エルリック兄弟は、互いが互いの為に生きている。兄は弟、弟は兄を愛している」なんて超爆弾発現を遺してご昇天なされてしまいました。合掌。今回だけの発言を聞いてると、スカーこそエルリック兄弟を愛していた(やましい意味じゃないです)ようにも取れる…。しかし、いくら爆弾化したアルフォンスを助ける為だからって、アルを賢者の石にしちゃうなんてヒドい!
ラスト(今回の準主役)
人間になったらツメビヨーンとか、アタマ吹っ飛ばされてもすぐ復活とかできなくなるわけだし、色々勿体ないと思うんですがどうでしょう。個人的には彼女が兄弟を呼ぶとき、「坊や」「弟くん」と呼ぶ呼び方が好きです。ホムンクルスの中では一番人間らしいと思うのに、色んなヒトから化け物扱いでちょっと可哀相…。
ラース(エドの手足を持ってます)
「僕の身体を返せ!」って、そりゃ元々エドの身体だろうが!! とツッコみ。
スロウス(遂に本性発揮)
ホムンクルスとしての本性を現した彼女。ラースとは母子のような関係になっているみたいです。しかし、エドは彼女が自分の罪だと認めましたが、彼女の謀略でヒューズが死んだ事はまだ知らないんですよね……
エドワード・エルリック(後手後手の主人公)
ロゼとの別れの会話を見ていると、エドって彼女を異性として意識していた節があって、だからこそ彼はロゼに「さよならだ」って言ったんだと思います。そりゃもう会わない方がお互いのためかもしれないけど、某雑誌フライングによると、まだまだロゼは出てくるらしいので、イヤな予感満載の別れになってしまいました。この上ロゼに何かあったら、エドは今度こそ発狂しちゃうよ!!
アルフォンス・エルリック(賢者の石)
爆弾から賢者の石へ。いくらアルが兄さん以外の存在はゴミかクズ、ぐらいにしか思ってない(あながち間違いでもないのが怖い)からって最悪です。しかしあれは、アルの鎧の内側に賢者の石が出来上がりました状態なのか、一見元のままのあの鎧姿もまとめて賢者の石なのか、全然わかりません。しかもスカーが作り上げたアレが、本物の賢者の石なのか、未完成の代物なのか、あんな状態になって果たして自我を保ってられるのか、いずれにせよ、侵した罪以上の罰を受けまくっているような気がしなくもありません。