「八重の桜」#18 尚之助との旅
【月替りオープニング・5月の巻】
→4月と同じくブルーな感じが不穏さを煽る煽る。
【ただいま東北】
ステマ観光旅行、ではなく会津の防衛ラインを実地で見分するためのガンヲタ夫婦の旅行パート。若い夫婦が2人で旅行といえば、当然真夜中の「八重の桜」か!?と思ったのですが、こいつらときたら防衛について熱く語るばかりでした。なんてこったい(何言ってんの。
【ダルマ】
→土産物のダルマに興味津々の八重たん。一番デッカいの買ったらどうしようかと思ったが、そこは持ち運びサイズで何よりでした。しかしこの後驚愕の展開が…
→何と八重たん、せっかく鈴木先生に買ってもらったダルマをガンヲタ臭を感じ取った二本松のクソガキ(仮名称)に気前よくプレゼントしてしまうのです! それは鈴木先生が君の為に買ってくれたものじゃなかったのかい!? 勿論そんなフリーダムな仕打ちには慣れっこ(参照回→第5話・松陰の遺言)の鈴木先生、「また来た時に買えばいい」と鷹揚です。また来た時か……(遠い目)
【二本松で出会ったクソガキの皆さん】
→白虎隊より二本松少年隊の方をクローズアップする気だろうか。いずれにせよ阿鼻叫喚地獄の予感しかしねぇ。
【ロケハンうまくいかなかったのだろうか】
→弁護しようのないヒドい合成すぎて二度見しちゃったところ。どうした。
【会津藩オシャレリーダー】
→ヨーロッパに出張してたタマテツが帰国。パリ万博にも行ったらしいですね。外遊の結果、着物の下にシャツをチラ見せというオシャレスキルと共に攘夷の非を悟ったらしいです。ところで、これ以降タマテツってばずっと着物の下にシャツ着てるみたいなんですが、君は一体何枚買ったんだシャツ。
【祝・秋月さん復帰】
→北海道にブッ飛ばされていた秋月さんも復職で何よりです。
【言いたいことも言えないこんな幕末に】
→日露戦争まで活躍するポイズン登場。
【桂改め木戸ミッチー】
→ミッチーも改名して、倒幕の気運が高まりつつあります。
【松方弘樹がものすごい迫力すぎる件】
→あんつぁまに襲いかかるチンピラたちを、とても町人とは思えない迫力満点の殺陣で追い払う松方弘樹! 貴方様はどこの御奉行様か!? いいえ町人(侠客)です!
【こんな大政奉還、見たことない】
今回の大政奉還演出はいままで見たどんな時代劇より最高でした。以下そのざっくりとした顛末。勿論本来は大真面目なシーンです
→慶喜「将軍職に就いたままだと命がいくつあっても足りないのでもー大政奉還します!」
→ワインをグビッ
→おつまみをパクッ
→家康公(鎧)「激おこぷんぷん丸」
→容保様「カム着火インフェルノォォォォオオウ」
→慶喜「オエエエエエエエ」
ここまで「嫌な奴」という印象だけを積み重ねてきた小泉孝太郎の内面、長く続いた徳川幕府を自分の手で閉じてしまう事に対して、そりゃ思う所ぐらいあったんだろうなぁ、ないわきゃないわなぁ…という余韻を見事な縁側リバースで小泉孝太郎は表現してくれました。この回はいつにもまして盛り沢山に色々イベントがあった回だけど、MVPは彼で確定。
八重の桜 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) NHK出版 NHK出版 2013-05-29 by G-Tools |