薄汚れた画面…大河「平清盛」を兵庫知事が批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00001017-yom-soci
8日に始まったNHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率が低かったことについて、兵庫県の井戸敏三知事は10日の記者会見で、「鮮やかさがなく、薄汚れた画面ではチャンネルを回す気にはならないというのが第一印象」と述べた。県内には、清盛が日宋貿易の拠点として整備した大輪田泊(おおわだのとまり)や遷都した福原京などがあったことから、県は観光客誘致のキャンペーン中。今後の展開次第ではNHKへの改善申し入れも検討するとしている。自宅で初回を見たという井戸知事は「うちのテレビがおかしくなったのかと思うような画面だった」と、色彩を抑えた映像などを批判。さらに、「時代考証は史実に忠実にするとの方針は聞いているが、時代考証を学ぶために見るのではない」とし、「公家社会打破のエネルギーや、日本の将来を先取りした人物像を正面に据えていただきたい」と注文を付けた。
NHK広報部は「映像表現の進歩で、ドラマはリアルさを追求する方向に進んでおり、それを望む視聴者も多い。清盛の成長に合わせ、貴族社会の華やかな映像も出てくるので、今後を楽しみにしてほしい」としている。
→薄汚れていたと思しき1シーン。
「龍馬伝」で大河ドラマに本格参入してきた「汚し」効果自体の好き嫌いについて自体は、賛否あっていいと思うし、そういう発言なのかなーと思ってたら、予想の斜め上を行く政治家先生の発言でした。一番ビックリしたのはこのくだり。
この人は何のために大河ドラマを見ていたのでしょう？ 多分心の底から「観光地に客が入るかどうか」しか気にしていなかったんでしょうね。大河ドラマがモデル地にもたらす経済効果で県ウッハウハ！ しか考えてなかったのでしょうね。ミキプルーンの八面六臂の大活躍、スケベ大魔王伊東四朗の怪演等、他局では見られない組み合わせの役者たちの演技に対して、「あー汚い汚い。こんなんじゃ金入んないなぁ」と思ってたんですね。すげーなぁ……
 | 平 清盛 前編 (ＮＨＫ大河ドラマ・ストーリー) ＮＨＫ出版 NHK出版 2011-12-20 by G-Tools |
