ここのところの「戦国カンタービレ ゴー 江〜姫たちの戦国」
物事の大概が「キャー! 戦を回避しようとするリー様ステキー!」になってるけど、如何な田渕(脚本)でも歴史の大きな事実は曲げられない、ので、どんどん家康がクソジジイ化していく展開に。
もっとも、豊臣を滅ぼし、徳川政権を完成させるあたりで家康のやっている事は、どんなに後世の人が好意的に考えても「このクソジジイ!」みたいなことだらけなので、奇跡的に史実どおりみたいな展開になってるような気がする。
【春日局】
この作品で大ババア様、じゃなくって大姥局やらゴーの乳母(未だに名前が覚えられない)やら侍女勢の歴史介入っぷりが凄まじいのは、春日局とゴーの対立を描くための伏線なんだと思ってたんですが、私怨バリバリの意趣返しで竹千代をホモに育て……何でもありません。今のところ利発そうな国松も成人後の暴虐伝説を知ってると、「親子の絆」「天下泰平」という台詞の薄っぺらさばかりが際立ってしまいます。すごーく好意的に考えると大きな歴史の前に潰されたり流されてしまう個々の人間性を描いているの? そんなに深くないよね? 浅瀬もいいところだよね?
【天!覇!絶槍! 真田幸村!再び】
→秀忠をフルボコった縁で真田幸村再び。真田といえば大阪冬・夏の陣ですからね!
もうせっかくなので伊達政宗も出してあげてくださいとちょっと思った。名前だけは2,3回出てきてるんだけどね筆頭。
【衣裳似てる(注:同一人物)】
→さすがに北大路欣也にヘソ出しは無理(違
江(ごう) 姫たちの戦国 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) NHK出版 NHK出版 2011-09-30 by G-Tools |