「仮面ライダーディケイド」#4 第二楽章♪キバの王子


【キバの世界】

「キバ」が1年かけてウダウダやってきた話がズバッと要約されてて、詰まる所あの話は異なる種族同士の「共存」がテーマだったんだという會川の解釈には好感が持てました。つい先日までやってたのに目から鱗です。如何に名護さんだの音也だののキャラ造型が強烈すぎてテーマが吹っ飛んでたということでもあります。
で、「共存」がそれなりに成功しているように見せたAパートから、そんな強制的な共存は共存じゃねぇよ! と全否定させてしまうのも會川らしいですね。




【ワタル少年】

口調からして、おそらくワタル少年が成長した姿が「DCD」初回の渡なんじゃないかなぁと。次元が歪んでるから時間進行が同一とは限らないわけだし、ここで士君に救われたワタルが、今、ディケイドの世界の崩壊を食い止めてるんだとしたら、辻褄が合う気がする……。
それはともかく、変身したら普通に大人になってるのは何でですか。そこ誰もツッコまないのかよ!


【バイオリンを弾く男】

何故か紅音也の音楽を奏でられる士。ワタル少年が物思いに耽っていた「あの家」に現れた、ファンガイアの男。それってどう考えても……。
キバットの声は銀さん続投だったけど、アームドモンスターたちはキャスト総入れ替え。まあ人間体にならなきゃ、割と違和感なしでした。糸矢はあれだけなんだとしたらもの凄い出オチですね。いや出オチで十分だけど。草加はなにしに来たのか全然わからない。