「風林火山」#19 呪いの笛


「人は一人で生きていけない」という言葉の意味が、「皆に支えられて僕らは生きているんだぜ! 僕たちは一人じゃない!」というような意味では全くない所がミソの今週の風林火山

  • お館様が由布姫様に送ったド下手糞な短歌はやっぱりワザとだった件。
  • お館様の洞察力という名の底意地の悪さ。
  • 三条夫人とか由布姫様のそのやり場のない怒り、主に向けられない怒りをとりあえず勘助にぶつけるのやめてください。勘助だって色々あるんだよ! 大河史上ここまで罵られる主人公てのもめずらしいな。
  • 大森暁美VS浅田美代子の侍女頭対決勃発。
  • 三条夫人から由布姫様に送られた笛をめっさ調べて由布姫に怒られる勘助。
  • 葛笠太吉の「承知!つかまつってたてまつって」発言。いつの時代も敬語は難しいんだね。



由布姫様との新婚初夜の一コマ。お館様ってばちょうやる気マンマン!(抱腹絶倒)

  • やる気満々(何を)だったのに、笛の音にほだされて初夜は眠っちゃったトカもう大爆笑。
  • 「あの音色には何ぞ恐ろしい術でも……」というお館様に「笛の音までは調べませんでした」って勘助……



→アバレ弾正さんが久々に口を開いた! と思ったらコント。

  • 三条夫人・由布姫・勘助・お館様・源五郎ってお館様を中心にした五角関係というものすごい関係性をサラっとやってのける国営放送。素敵すぎる。
  • 毎晩笛を吹き続ける姫にさすがにシビレを切らして実力行使に出るお館様。由布姫様も大変だ。そりゃ応戦するよ!
  • やっと由布姫様が勘助の本意を知ったのに、その時勘助は信濃へ旅行中(違う)って切ない。というかあれこれ含めて結局全てお館様に都合のいいように転がっていく様子、冒頭のワザと下手に書いた短歌に暗示されるように全て計算なんだろうな、ってあたりがお館様のひねくれて複雑な内面の象徴なのかしら真面目に考えた場合。不真面目に考えたらこのスケベ! という言葉ひとつですませられます。
  • 武田軍臣の皆様が先週にひきつづいて下ネタで話に花が咲いてる件。この人たちホントに神将ですか。
  • その下ネタに一番食いついてるのが田辺誠一という件。
  • 三条夫人対策で侍女に笛吹かせるって……しかし三条夫人にはバレバレだったというオチ。お館様ァー! その策は最も女心を逆撫でだってばよ! ニブいだけの勘助よりよほどタチが悪い……