「しにがみのバラッド。」#7(前編)


 電撃文庫作品のメディアミックス展開は、高畑京一郎の「タイムリープ」や上遠野浩平の「ブギーポップは笑わない」のような映像化は難しいと思われた作品を実写映画化したり(した”だけ”だけど)、今は普通になってしまった「原作と全然違う」展開が、当時は結構衝撃的だった、アニメ「ブギーポップは笑わない*1、「キノの旅」etc、割と色々実験的な事を繰り返してて、今作と前枠の「半分の月がのぼる空」は一旦アニメ化を経ての実写映像化という手法。
 試み自体は面白いと思うんだけど、今後の課題は脚本と演出だと思います。PVのドラマ仕立て風より酷いってそうはないぜ。


【あきらメガネ制服体】

 役名は”藤浦トマト”なんですが、あきらで。だってあきらなんだもん! 唇を噛締めるトカそういうちょっとした仕草があきら!あきらが帰ってきた! みたいな。すいませんおかしいです。


【あきらメガネ私服体】

 明らかに意図的に良太郎(@電王)こと佐藤健の「ジイちゃんの宝探し」にくっついてきたあきら。私服の気合の入れようが尋常じゃありませんよ。少なくとも宝探しに行く恰好じゃないぜ! 良太郎気がつけよ!
 ちなみにあきら時代もお洒落さんだったけど、重ね着で絶妙にガード(何を)。あれはイブキさんのガードだと思いますね(真顔)。


→参考。

【あきら大暴走】

 「メガネ・委員長・ツンデレ」だけでも「そんな都合のいい女子はこの世界のどこにもいない!」と思ってしまいがちなのに、更に野宿を誘ったり、旅館で積極的に夫婦を装ったり……これがあきらじゃなかったら間違いなくテレビを叩き割ってます。怒りで。


→ここで来週の後編に続くなんて、なんてこったい。

*1:栩原楽人が声優参加