「轟轟戦隊ボウケンジャー」#25 禁断の果実①


【尊きもの①】

 アクタガミと高丘映士。人間以上の能力を持った者達が「人間のように」人間の行く末を案じているという話。
 果たしてそんな風に案じてもらえるだけの価値が人間ごときにあるのか? トカ、穿ってみればものすごくイヤな(誉めてます)話なんですが、それ抜きにしてもラスト5分の演出は秀逸。


【今週の大サービス】


→チラリどころじゃない。

 シズカのドジで生まれた役立たずのアクタガミ。その責任を取ってか、風のシズカさんが今週は大大サービス。パジャマ姿もグッジョブだったね!
 余談ですが、中の人の山崎真美嬢のグラビアが、一部で「シズカがキャストオフ」呼ばわりされてるのに物凄いウケました。


【今週の腹黒い人】

 知恵の果実を食し、大天才になったアクタガミから、「プレシャスの危険性を考慮の上、保護」の目的で果実を取り上げようとするボウケン面子。その結果アクタガミは……
大概「ちょっとしたボウケン」で問題を済ませてきたボウケン面子の物語において、今回そうじゃなかったのは意外でした。
 それはともかく、蒼太の腹黒顔は毎度の事ですがステキです。


【ドジっ子属性と見た】

 「この化物が!」とアクタガミを化物呼ばわりした結果、始まったアクタガミの暴走に「奴は人間に絶望したんだよ!」と嘆く映士に対し、「俺の所為かよ!?」と叫ぶ真墨。
映士初登場時(#17)の「この亜種野郎!」といい、迂闊全開の真墨。ヤイバ様はこのドジっ子のどこらへんに暗黒面を見ているのでしょう。


【今週の出オチ】

→ガジャ様に続いて出オチ化するリュウオーン陛下。

 アクタガミによって知恵の果実を与えられた部下に「待遇の改善」ならびに「陛下はいつも行き当たりばったり」を指摘される陛下に大爆笑。「余計な知恵をつけおって!」の捨て台詞と共に去っていった陛下ですが、地味にこの台詞が伏線だった……


②へ続く。