「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」が素敵なくらいどうしようもないよ。

　池内博之さんを口説いていたホモ(誰だかわからない)がどうなったかきになって視聴した「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い　後編」なんですが、素敵なほどにどうしようもない展開の連続にどうしたらいいのかわかりません。

　簡単にかいつまんでストーリーを追うと、石田三成に成り代わった渡部篤郎一派は関ヶ原で壊滅、反町隆史率いる一個小隊は東軍を勝利に導くも、反町さんが余計な事(本当に逐一余計な事ばかり言うのですよこれが)言いまくった所為で、津川雅彦さん(家康)に疎まれて謀略にかかって小隊全滅。

　反町さんを助けにきた藤原竜也も死亡、反町さんも死亡、結局現代に戻れたのは心を失った(そりゃ失うよ)佐藤江梨子だけって……危うくテレビに向かって正拳突きかます所でした。酷い！　こんなに展開もキャラもオチもどうしようもないドラマは久々だ！！

　ホモ絡みのラブストーリーが期待された池内さんは何と彼女もちが判明、ホモの人も後編は言い寄らなかったので、亜姫のストレスはたまるばかりです。

　唯一笑ったのは、竹中直人演じる石田三成を殺してなりかわった渡部さんに向かって、入れ替わる前の三成を知っていた小早川秀秋こと藤原竜也が「お主が三成……？全然似とらん！！」というまったくもって正鵠を得たツッコみぐらい。

　あと津川雅彦・長門裕之・南田洋子(兄弟とその奥様)が同時出演トカ、布施博(唯一バットエンド回避)と賀来千賀子の取り合わせトカ、松形弘樹さんとかその他豪華一発出オチみたいな出演者が結構いましたが、何ていうか無駄玉。

　疲れました(心が)。