「仮面ライダー響鬼」#37 甦る雷 ① 根拠は妄想の考察あれこれ篇


 本編をひとくちにいうと、美少女を取り合う大人たちの話でした。最高だ(えー)。


魔法少女シュキ】

 何もない所からピロロンとハープを出したり、花を媒体に式神出したり、炎を燃え上がらせてワープしたり、外見年齢を調節できたり、体力勝負の男鬼どもとは一線を画すシュキお姉様の魔法の数々。ザンキさん曰く「あの人には呪術的な力があるからな」で大体そのあたりの辻褄には合点がいきました。

 穿って考えると現代の鬼は総じてそういう能力を失ってしまった存在とも取れるし、心身鍛えるのとはまた別に鬼の道があるというフラグのようにも。鬼を統括する宗家衆には何か特別な能力はないのかなぁ。いやほらマンガとかだとお約束の能力とかあるじゃないですか。


【シュキさんと洋館の男女】

 シュキとは顔見知りだった洋館の男女。この2人は昨日今日の猛士の敵じゃない事が両者の台詞から窺がえましたが、鬼サイドは2人という存在自体はとっくに感知してるって事でしょうか? 
 彼女の暗黒面を喜び、自分たちの陣営へと勧誘するあたり、同じものを抱えてしまったあきらをも勧誘するの? 何だかんだあきらはストッパーがたくさんあるから大丈夫(願望)でしょうが、ヒビキさんをモノにする為なら手段を選ばない桐矢少年にめたくそフラグが立ちました。まあいいや桐矢少年がどうでも(酷)。


【鬼祓い】

 鬼祓いを生業とする宗家衆のイブキに、魔化魍に特別な感情を抱くが所以にダークサイド化したシュキと同じような境遇のあきらを弟子に娶らせた事務局、ひいては吉野の思惑を何か穿って考えてしまう今日この頃。そこいら辺10話ぐらいかけてやってほしいんですが。
 そも2人の出会いはまだ語られていないし、長く待ちわびたイブキの物語に動きがあったんで、変身後の威吹鬼裁鬼さん並でももう許します。悲しいけど、これが尺の都合って奴なのさ。