荻原規子の「勾玉3部作」が9月から全4冊でノベルス刊行


 最近最新刊「風神秘抄」が刊行され、「ああいい加減文庫化しないかなぁ」と思っていた、荻原規子の「勾玉3部作」が遂にというか漸く徳間よりノベルス刊行。亜姫は「物語を読むならハードカバー」派の人間ですが、1冊2500円前後はいくら好きでも……と思っていたので、このノベルス化(1冊1000円)は嬉しいです。


 3部作の中身についての感想は再読してから改めて、という事で、先日の新刊「風神秘抄」について。神話時代・大和朝廷・飛鳥奈良が舞台だった前3作から時代は随分下って平安末期のお話。後白河上皇がメインで話に絡んできます。頼朝とかでてきます……って何か読んでる間中、大河ドラマ義経」のメインテーマが脳内BGMだったんですが。


4198620164風神秘抄
荻原 規子
徳間書店 2005-05-21

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