涙そうそうプロジェクト第一弾のドラマ


 長々続いた人間ドラマ、60年生き延びた西田敏行のちょっと(局の意向に)偏ってるんじゃないかなぁと思う反戦メッセージが、エンディングの実際の被爆した人々の写真と動画で木っ端微塵粉微塵。

 ドラマを通じて戦争の悲惨さをわかってもらいたいトカいうレベルでそういう事を語るには驕りも甚だしい、と思ったエンディングの衝撃映像。あの部分だけうっかりチャンネル合わせちゃった人はあまりの衝撃映像にかぶさって聞こえる「涙そうそう」のミスマッチぶりにのたうちまわった事かと思います。亜姫ものたうちまわりました。軽いトラウマ必至。


 ドラマ部分のツッコみとしては玉山鉄二さんの髪型がちょっと何とかならなかったんですか?トカ、玉山さんが加藤あいのお腹に顔を寄せて、いのちの鼓動を聞く顔が大変色っぽかったとか、玉山さんの最期はスルーかよ! トカトカ。玉山さん絡みばかりですいません。しかし階段の手すりを滑ってくる玉山さんは可愛らしすぎ。

 あと長澤まさみさんのお友達絡みのイベントエピソードは、国境を越えた美しい友情で微笑ましく、なんて全く見れませんでした。控え目かつボカした描写だったけれどかなり酷い惨いイタいの嵐。あそこだけ明らかにベクトルが違うよ。