「義経」#11


 奥州藤原氏ご一門の皆々様、佐藤兄弟と、着々と男をオト、いや、人脈を拡げるタッキー。そんなタッキーにどうやら女子としては自分を見て貰えないと悟ったうつぼ(上戸彩)は、京へと帰ってしまいました……と説明しても大体間違っちゃいない荒筋。


 一方タッキーの去った京都で栄華を極める平家でしたが、不満を持つ貴族らによる鹿ケ谷の陰謀が! という展開。でもあの陰謀云々 → 未然に発覚 → 処罰云々でもめる平家の皆様、のくだりが史実的に大事件だって、見ている側に全く伝わらない演出でした。
 「鹿ケ谷の陰謀」ってはるか昔、歴史の授業でもうっすら習った記憶がある程度の事件だったはずですが、あれが「鹿ケ谷の陰謀」だってオンエア終わってから気がつきましたよ。つくづくタッキー絡みの出来事以外はどうでもいいわけですね。そしてヒビキさんこと細川茂樹は今回は出番あったものの台詞ナシ。つまらん!!