師匠さらば!?の「梅ちゃん先生」とちょっとした光石研祭りだった「ゲゲゲの女房」BS再放送
→梅ちゃん、周囲のあたたかい想いを受けて病院退職、そして開業。現実のディストピア日本でままならない日々を送る僕らに対し、あまりにもなめくさったファンタジスタ展開ですが、この「もう絶対ありえないハッピー展開」が一周回って僕らの心を癒して……癒して……くれるかバカッ! 病院退職したら師匠の出番なんてないじゃないか! オールアップなの!? オールアップなのねぇ!!?
【グッドラック師匠】
→本作で使い捨てにされまくる特撮組の中では中の下ぐらいのそこそこの扱いだったとは、結局モブだった師匠の次回作にご期待ください!(号泣
「戦争では、みんなエライ目に合いましたなぁ。仲間も大勢死にました。死んだ者たちは無念だったと思います。みんな生きたかったんですから。死んだ人間が一番可哀想です。だげん、自分は生きてる人間には同情せんのです」
水木しげるの確固たる死生観は、折々に触れてこの物語でも登場し、その言葉は彼の描くマンガを読んだ読者の感想さながら僕らをドキッとさせてくれます。一概に比べてはいけない、とアタマではわかっていても、こういう深みがないんだよ! 全然ないんだよ梅ちゃん先生には! 薄っぺらいもここまで行くと偉大なんじゃないかと錯覚するレベルの薄っぺらさだよ! とツッコまずにはいられない亜姫なのでありました(byこぶ平
【光石研の目の演技の変化が地味に凄い】
→死んでる時。
→よみがえった時。
連続テレビ小説 梅ちゃん先生 Part1 (NHKドラマ・ガイド) NHK出版 NHK出版 2012-03-24 by G-Tools |