日曜洋画劇場「相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」

全体的にはそこそこ派手な立ち回りのある「1」に比べると、正月の2時間スペシャルよりちょっこしロケ予算すごいぐらいの雰囲気で、話は完全にTVシリーズで、全く楽しくない(面白くないという意味ではない)方の相棒。
真実はお茶を濁す・痛み分けという最低の形で踏みにじられ、特命係最大の庇護者はまったく予期せぬ退場を強いられる。先日の第10シーズン最終回でのかんべそん退場のフラグもこの時最初の一本が立ったとも思えなくもない。
しかし犠牲者より被害者より、一番可哀想だったのは大河内さんですよね? 一番最初のかんべそんとのデート(違)が頂点で、以降権限はそこそこあっても中間管理職の悲しい立場柄、上の化物連中には使いっ走りさせられまくり、大好きな(あっ)かんべそんにはいたく軽蔑され、ワインは割られ……彼が一体何をしたっていうんだ!? スピンオフの一本も作ってやれよ! と思いながら観てました。


→劇場版第二弾最大のアクションどころは多分ここかと思われる。


→大河内さんの夢のような時間だったはず…が……。

B004XL8BFS相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜- 豪華版Blu-ray BOX (初回完全限定生産)
ジェネオン・ユニバーサル 2011-08-03

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