「しあわせのパン」★★★☆

タイトルで大体内容が予想がつく映画ですが、予想通りの映画でした。パン・イズ・ジャスティス。ただこの手合いにありがちな展開、たとえば「パンを食べれば皆解決！」的押し付けがましさは皆無。まあパンを食べて大体解決してたんですけどね。ご飯が「解せぬ」的扱いを受けるんですけどね。

→場所は北海道。湖畔でカフェペンションを営む大泉洋と原田知世夫妻。そこを訪れる客たちの小さな悲喜こもごもな3つの季節が主題です。
この夫妻はやってくるお客に対して、ああだこうだと積極的におせっかいは焼きません。絶妙のタイミングでパンと料理を出してくるぐらいです。パンがメインの映画なので、そこそこ結構な数のパンが登場します。普通の料理も出るけど、ここぞという時はパンです。
さすがにパン続きで見ている側が軽く死にそうになった頃、ごはんも炊いてバランスをとってましたが、やっぱりパンです。パンはちょっとした幸せをくれるのです。
この夫妻、別に慈善や絆目的で、こんなパン無双ライフをやっているわけではなく、その明確には語られない部分の見せ方にも好感が持てました。

で、本題。
森カンナです。この映画には彼女が出てるのです！
この映画における「夏」のエピソードの主役が森カンナなのですが、これがチョー可愛い！

具体的な可愛いシーンを挙げたらキリがないし、ネタバレになるので割愛しますが、とにかく彼女という素材の良さが120%発揮。大満足。
さんざん思わせぶりに期待させておいて、最後薄っぺらい台詞で色々なことを3秒で片付けてしまった劇場版「DCD」2作とは雲泥の差です。しかも次のライダー大戦映画、士君と海東出るのに夏みかんとユウスケ出ないとかもー！　もー！(怒

話題がややズレましたが、「しあわせのパン」面白かったです。

しあわせのパンの季節 星野 麻美 パルコ 2012-01-21 by G-Tools

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