昨日の新ドラマ「ラッキーセブン」初回

無職のマツジュンがなりゆきで探偵に就職して、はぢめての仕事で青臭い事言いながら、アンダーグラウンドファイトをブッ潰しました。同僚役でやたらめったら強くて軽くイカレてるところが魅力の瑛太や探偵役安牌の大泉洋さんなどがいます。ボスは家政婦のミタです。
ツッコんだら負けのような豪華でオシャレでキッチュでポップなドラマです。でも負けとわかってて敢えてツッコミます。なんかアクションは本格派の佐藤信介、との触れ込みですが、いつから佐藤信介が本格派になったのでしょう。「修羅雪姫」と言われたらそのきもちわからないでもないけど、「GANTZ」で本格派扱い。目眩がします。アクションで本気出すというなら三池崇史連れてこいよ! 手足の数本ふっ飛ばせよ!(無理) 
多分制作サイドは「ファイト・クラブ」を連想して欲しかった初回のアクションの流れですが、アンダーグラウンドファイト」と聞いた瞬間、「三河幕府→すもさサイズ→ガチ相撲」の脳内公式が成立しちゃった僕は一連のシーンがギャグにしか見えませんでした。

あと物語的ベタな展開で「お前(探偵のクセに)目立ちすぎ!」というものがありますけど、現実世間の探偵に求められる要素は「とにかく目立たない」「地味」が鉄則なので、それで言うならマツジュンは完全に探偵業に向いていません。存在が嵐です。嵐なのに目立たない大野君を連れてくるべきです。それじゃオシャレにも何もならないのは百も承知ですが。

以上ツッコんだら負けの感想でした。

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