朝の連続テレビ小説「おひさま」最終回
【徹子の部屋? いいえ朝ドラです】
満島ひかり→黒柳徹子。そんなバカな!
いやしかし、満島ひかりの役どころ的に最終進化形態が徹子っていうのはわからないでもないチョイスだし、他の誰より徹子が適任かもしれないが、とはいえラスト5分に登場して、すべてをかっさらった徹子。もう徹子の部屋にしか見えない。
「ちゅらさん」以来の岡田惠和脚本朝ドラとして、「てっぱん」よりアレな事にはなるまい、と思い、確かにアレほどには突き抜けなかったけど、どう控えめに考えても終盤はいろいろ行き当たってばったり気味だった気がする。戦前〜戦中時代の方が脇役ひとつとっても丁寧に描写してただけに、惜しい。
総括。ドラマの出来とは全く別の要素として、東日本大震災による影響を視聴者も制作側もモロに受けた朝ドラだったと思います。そういう部分を匂わせるセリフもあったし、「戦後からの復興」と「震災からの復興」がなんとなくテーマとして共鳴したのもあるかもしれない。ただこの2つの「復興」は果たして同義として捉えちゃっていいのか? その問題はいまだ終わらない「震災」の現在では出せないような気がする。
あと緊急地震速報の被害を最も食らったドラマかもしれない。そろそろ落ち着いてください。
→このシーンが、
→まさかのW緊急地震速報で大惨事に!
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