「薄桜鬼 新選組炎舞録」
史実の新選組の流れさえ把握しておけば、ゲームわからんでも大丈夫だろ、と思ったけど、大丈夫でした。早乙女太一様という本格的舞台役者が参入してくれたおかげで、底上げされたというのが全体通じての感想でしょうか。舞台観に行った理由の120%は窪田正孝の沖田総司目当てデシたが、そのマサがね! たまらんとね!
最強と謳われながら、病気もちの為まともに戦えなくなっていく前半ラスト、敵に哀れまれて見逃された時の、のたうちまわって悔しがるところなんてもう最高! もっとやれ! すいません僕はサディストです。お金と時間に余裕があればもう2,3度見てもよかった。あ、DVD出るんですかそうですか…。以下気がついたところをあれこれ。
- 史実と舞台と
- 第一幕は新選組全盛期、第二幕は没落期と駆け足気味ながら、新選組がバーンと目だってドゴーンと落ちていく過程がちゃんと描かれててよかった。歴史を見る上で必要な双方の視点というのも出てきたし、今の大河ドラマよりよっぽど公正な視線じゃね? 殺陣が盛りだくさんなのは役者の動きを楽しめるので楽しい分、ゲーム原作本来のヒロインが理由もないのにモッテモテ要素はかなり絞られちゃってて、逆にそこはもっと盛り込んでもよかったんじゃないのかなぁと思いました。マサに! 言い寄られるとかさ!(そこしかない)
- 黒川芽衣
- この舞台におけるヒロインなんて大分添え物なのですが、終始可愛らしくてよかったです。パンフの練習風景の浴衣で演じてもらってもよかったです。
- 橋本淳
- あーかいーまじあかーいー原田佐之助役。パンフにインタビューコメントも載ってないけど、わりかし見せ場もあった。
薄桜鬼 新選組炎舞録 [DVD] ポニーキャニオン 2011-02-02 by G-Tools |