冬の映画のタイトルは「劇場版仮面ライダーディケイド ディケイド対オールライダー」



→何話の世界の風景かわかるかな? 


冬の映画のネーミングが夏の劇場版と対比されてて面白いと思いましたが、夏よりは(多分)予算もらえないだろうし、ゲストとか主題歌とかの劣化が心配でなりません……。変に中途半端なゲスト呼ぶよりは、テレビ版キャストだけで貫いてくれるならよいと思うけど。そんな今だからこそ! 相棒の世界からアポロガイスト様をリターンプリーズ! あんだけ頑張った人があんなザコ死していいはずがないぜ!

しかしつくづく會川昇が最初から最後まで書いていたらどうなっていたろう、と思う作品になったと思います。「ウルトラマンメビウス」で商業的に成功させた過去作オールスター集結をライダーがやろうとした時の辻褄として生み出された「リ・イマジネーション」システムは面白かったと思う。オリジナル出演者がウルトラほどには時が経過していないだけに到底全員呼べない言い訳を「パラレルワールド」にしたのも悪くない。商業的には大成功の部類なので、メイン若手キャストの人の今後の活動にはきっとよい結果になってる。
だけど不穏な噂大噴出のメインライター・會川昇の降板に象徴されるスタッフ交替騒動、映画版との過剰タイアップによる本編の崩壊、オチ大投げっぱなし(投げっぱなし度は過去最高)という平成ライダーのいつものダメダメぶりまでリ・イマジネーションされるのは予想外でした。そんなリ・イマジネーションはいらなかった。そりゃ死ね!(スタッフ) って思うよ! まさかアレで思われないなんて思ってないよね……? 
次回作「W」はライダー初参加の塚田P、脚本は「ダイの大冒険」原作の三条陸、平成シリーズ初の「悪の組織」の存在等、これまでの鬱・中ニ病・自己満足路線からの方向転換を図っているような気がしました。ネタがないのは自覚しているらしい……。とはいえ僕は會川降板のマジギレの際に決心し、先週で平成ライダーの世界を旅立ったので知りません。日曜朝は寝る時間にします! 寺田農だけは確認したいトカ、冬映画の情報収拾、シンケンジャーは見てるので、完全にさようならとは当面行かないでしょうが……