「ケータイ捜査官7」DVD&BD発売記念イベントin新宿ロフトプラスワンレポート



→やっつけ感がたまらないイベント告知文字。


 兎に角イベント中僕の前を人が通る通る(通路だから)、通るのはいい。だが足を踏まれる踏まれる。足を椅子の下に引っ込めてるのに踏まれる。踏まれる上にその上で方向転換される(丁度方向を変える通路脇だからね……いや気がついてほしかったな……)。
更に顔の前を料理を載せた盆が通りまくる(通路だから)。幾度となく盆と顔と肩が激突の危機。
 一見座席取りに大負け、しかしこの座席はそのマイナス点を補ってあまりある神ライン席だったのです。キャストの入場ルートの端だったのだ。人が通る通路はクソ狭い通路。その端でどうやったら足踏まれまいかと悪戦苦闘する亜姫の30センチ横を網島ケイタが! 桐原さんが! セブンが! 室長が何度も何度も通ってイベントスペースにあがっていく! 降りてくる! どうしよう僕!(どうもしない)
 お触りも容易な距離ながら、それはやはり社会人として耐えるべきマナーと自分に言い聞かせていたわけですが、イベント最後に退出する時、桐原さんがお客さんと握手しながら退場しだしたので、「いいのね!? いいのね!? いいんだな! よし!」と思った。
 その桐原さんにはもの凄い勢いでたくさん手が群がってしまったので握手失敗(敗者)。だが、窪田正孝君と河本邦弘さんとはがっつり握手致しました! ウォオオオオオオオオオオ(略) もうこの超絶目の前で網島と! セブンと握手できるだなんて完全に想定範囲外! 興奮のあまり口からエクトプラズムが出ていったので、抜け殻のカラダからは一切気の聞いた台詞は吐かれないまま握手終了だったけど、とりあえず足の痛みはもう気にならない。明日内出血でも気にならない。

 という至極個人的な感想はさておきイベントレポです。

  • 窪田君は最初松田悟史さんと伊藤裕子さんのツッコミ系に囲まれて、かつ緊張のあまり噛みまくっていたけど、尻上りにテンション上昇。熱海ロケの中打ち上げでのハメの外し具合の壮絶さを語る時のハイテンションは凄かった。そのままテンションは上昇し続け、イベント最後に〆でコメント要求されてるのに「(三池監督がドSなので)僕はドMになって撮影を」「僕本当はSなんだけど」「圏外の女・後編は網島ケイタの初体験の話」等、問題発言大連発(爆笑)。ファンの人から借りたシーカー着身815T PBやセブンケーキにマジ感動してた顔が可愛くて忘れられません(真顔)。
  • 松田さんはさすがこういうイベントには大変場慣れしていて、進行役以上に進行させて場を盛り上げてました。皆が聞きたいであろうというニーズに見事に応えた「地球最後の日」の撮影裏話や出番がないのに偶然熱海にイカ釣りに行って、偶然ロケに遭遇したエピソードとか。きよいさん高野八誠を指して「小松菜みたい」って何それ(笑)
  • 伊藤裕子さんは第一部のみの出演だけど、噂に違わぬオトコマエでした。スタジオ撮影からなかなか出られないらしい。
  • セブンこと河本邦弘さんは1人アテレコ組所以の撮影裏話を色々。ちょうど33歳の誕生日、窪田君も20歳になって一ヶ月弱という事で、ケーキが登場。ケイタと一緒にろうそくを吹き消してました。どっかの雑誌にその内載るだろうけど、バースデーセブンケーキ(セブンが載ってる)の可愛さったらないね。
  • 五箇公貴プロデューサーによる「ネットで書く時はマイルドに書いてください」という注意事項が発令されちゃった監督伝説列伝。特撮らしからぬ特撮を要求するのでスタッフを阿鼻叫喚させた渡辺武監督、あの某三池監督はスゲードS、あの某攻殻監督と某デスノ監督の不仲疑惑……。
  • 気合入れすぎて尺を考えずに撮った結果、お蔵入りになった渡辺武監督回(第2話)の未公開映像公開。雑誌ショットや予告で見たけどなアレなシーン満載。これはDVD第3巻に全て収録されるそうです。
  • 「圏外の女」前後編はDVDはディレクターズカットで収録されるそうで。オンエア版より5〜6分長いらしい。もう1本の映画扱いだそうです。
  • 金子監督担当回は10月オンエア予定で、2話連続っぽい。
  • 9月分のオンエア回予告上映会。「圏外の女」から「ケータイ死す」までが上映されました。「ケータイ死す」予告は「すいませんもう1回!」というぐらいテンション高く、そして各所で言われているようにもの凄いことになってた。ある決定的な台詞を網島ケイタが云いました。これが対人間ならそれはゼロ年代以降のよくある話なのかもしれないけど、これを実写で、人間がケータイというキカイに向かっていう所がこの話の特筆すべき点だと思います。総毛だった。「ケータイ捜査官7」を見た事がない人は騙されたと思って「ケータイ死す」は見てください! 以上!

ちなみにその問題の台詞。ネタバレなので。





「世界より……セブンだ」


 何が問題なのかというと自分がずっと気にしている「網島ケイタは人間以上の可能性を獲得してしまったケータイたちを前にして、人間としてどうするのか」という間明が呈示した問題に対してのケイタの回答で、それは恐らく大変な問題発言だと思うから。そのあたりのうだうだ考えている事はまた別記。