「ライアーゲーム」#4



「SとMって何ですか?」
「……まあ、ディフェンスかオフェンスかの違いみたいなもんだ。Sが攻め、Mが守りって考えておけばいい」
「じゃあ、私は性格的に、M、ですね」
「おい」
「あっ、大丈夫です。最初に決めた通り、次の投票はYESに入れますんで、だから私はS、ってことで!」
「……いや、そういうんじゃなくてさ……」
「何ですか?」
「あんまりそういうことは言わない方がいいと思う……」
「あっ、そうですね!」


 以上亜姫がもんどりかえって悶絶したやりとり一部始終。


 本性をむき出した公然猥褻カット男・フクナガ(鈴木浩介)が直を精神的にいたぶるだけいたぶった所で、秋山がたたきのめす所とか、秋山のとんだSっぷりが炸裂の第4話でした。
 だってさぁ、いくらでも直や和田さんをいたぶるフクナガを遮る余地はあったのを、あそこまでタメてから突き落とす意地悪さときたらば! しかもそれが直をこのゲームから抜けさせるためとはいえ、その過程で直の心を傷つける行為に他ならない事を絶対わかっててやってるんだから、このツンデレさんめ! と思いました(真顔)。
 少数決必勝法のフクナガVer解説(先週の秋山版と対比させる形)トカ、敢えて手の内を見せて、相手を究極の選択に追い込んだ秋山でヒキとか、今週もちょう面白のこのドラマ。気がついたらガジャ様がとっくにフェードアウトしてた事さえ面白かった……。