「轟轟戦隊ボウケンジャー」#42 クエスターの時代

 友情とビークルのゴリ押しホムンクルスとクエスター撃破。いつもの冒険面子なら汚い手(作戦とも云う)で勝利しそうなところを、物量作戦一辺倒っていうのは、「らしくない」とは思うんですが、まあたまには。しかし今回一番エラいのは、映士でもチーフでもなく、前回全てブッ壊されたビークルとズバーンを突貫で修理して送り出した牧野先生じゃないでしょうか? 


【組織の狗】

→脱ぎ要員の真墨と、包帯の位置にフォーカスイン!な姉さん。

ひどいもんだ。命令違反さえしなければ……」ってミスターボイスの嫌味がのっけからちょう炸裂。同じ上官でも「メビウス」のサコミズ長官(田中実)は、部下のメンタルケアまで確り面倒見てるのに、この差ときたらば!


【チーフ特攻】

 唯一残ったサイレンビルダーで、クエスターとの差し違えを狙うチーフに、大狂乱のさくら姉さん。勿論最終的にチーフは無事でしたが、後で姉さんにブッ殺されると思いました。しかしハナから自爆ボタン(しかも「SUICIDE(自殺)」ってロゴで!)が組み込まれてるって、もう本当に何て組織なんだサージェス。


【世界の果てで】

 誰もがそうだと思ったけど、ケイの正体は先々週討ち倒したオウガでした。本物の母の助けを得て、錫杖復活したのも束の間、元の銀ギラジャケットに戻った時はものすごくがっかりしたヒトはきっと多かった筈。
 最後に映士が見たおかんの表情から察すると、成仏できずに世界の果てで彷徨っている、というオウガやクエスターたちの言葉事態は嘘じゃないんだろうなぁ。


【クエスター魂滅】

→実にアバウトな墓標。

 ここでクエスター退場は予想外。もったいなくもない。滅びるとき、爆炎にアシュの魂が映りこむ演出はステキでした。


→こういう全員の立ち居地振る舞いにキャラの個性を映すボウケン。


→真墨の髪がえらい伸びた事に気がつく瞬間。


【次週予告】

→ミニスカエロサンタが問題じゃないんだ! ガジャ様が問題なんだ!(爆笑)