「のだめカンタービレ」#1



→今週の楽曲はモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」。

 強いて難癖つけるなら、玉木宏は声が悪い(少なくとも耳障りはよくない)ので、長いモノローグがキツいトカ、軽部アナの存在トカ、画面加工がキツくて亜姫の家のちみっちゃいテレビじゃかえって汚く映るんだよ!(それはテレビの所為だ)ぐらい。
 あと、間違いなく忠実に映像化されるであろう、ノイタミナのアニメ版を前にして、いま実写で映像化する事に意味があるのか、とか思っちゃったんですが、それは贅沢なツッコみなのかなぁ。

 亜姫は原作を読んでるので、原作のどの部分がピックアップされてくるのか、というあたりも楽しみのひとつだったんですが、初回はSオケ強制結成まで。とすると、当面はSオケ相手の千秋の奮闘劇がメインなんでしょうか。
 Sオケ奮闘編だけなら、(フジが大好きな)努力と根性の世界だけど、この話はそも、その努力と根性の人々を、あっさり越えていく2人の天才(特にのだめ)の話でもあるので、そのあたりをどうやって描いていくのかなぁ、とも思いました。
 「リアルな台詞が書ける」とフジが猛プッシュの脚本の衛藤凛らしさは現時点では皆無。できれば皆無のままでいてもらいたいんですけれども。スローダンス」の悪夢が…

 ハリセン(豊原功補)が「12月にマラドーナ・ピアノコンクールが」云々言っていた所を見ると、終盤の山場がおそらくソレだろうから、Sオケの発表会、千秋のラフマニノフ演奏が中盤にくるのかしらトカ、R☆Sオーケストラは登場するの?とか、亜姫の大好きな黒木君(誰も聞いてない)は登場してくれるのだろうか、とかも気になる所です。