「デスノート 前編」感想

「コンスタンティン」は「禁煙しなきゃ」と思わず思う映画ですが(観た人はわかる)、「デスノート」を観ると、「個人情報保護法って重要かもしれない」と思わず思います。そのぐらい情報の流出がザルな話。

　以下出演者についてアレコレ。

藤原竜也(夜神月)

デスノートに書き込む文字は全て直筆との事ですが、代筆の方が良かったんじゃ、と思うぐらいステキに汚い。

松山ケンイチ(L／竜崎)

原作のLにちゃんと似ていたのでよかったです。「NANA」のシンちゃんはホント酷い。

香椎由宇(秋野詩織)

劇場版オリジナルキャラ。ホリプロ繋がりのセット販売(酷)と思いきや、一応その存在には意味があった。いやなかったら一大事だけど。

鹿賀丈史(夜神総一郎)

どんなにこの人が格好よくとも、その息子が犯人だという事を知っている観客側からしたらとんだピエロだ、という事を実写にして改めて実感してしまう。

細川茂樹(FBI捜査官レイ)

クレジット表記は"FBI捜査官レイ"で統一されたのは、よっぽど”レイ・イワマツ”が各所から非難轟々だったんじゃないかと思いましたが本編中では”イワマツ”って連呼されて何の救済措置にもなってやしない。「よろしくなシュツ〆」じゃないんですが、一箇所「あっ、ヒビキさんだ！」と思う箇所アリ。

瀬戸朝香(南空ナオミ)

どの時点からその行動を月に操作されていたのか、そこがはっきりしないとただの電波女になってしまうと思いました。

松田(青山草太)

「ウルトラマンマックス」つながり。原作では終盤非常に重要な意味を担う松田ですが、前編の扱いを見る限り、モブで終りそうな気配。

相沢とかその辺の人

松田以上にモブ。意味なくオリジナル女性キャラがいたりしてワケわかりません。

満島ひかり(夜神粧祐)

松田と同じく「マックス」つながり。アンドロイドでいつもウィーンウィーンという効果音がついていたので、効果音がないのに最初落ち着かなかった。

おヒョイ(ワタリ)

藤村俊二さんです。この人が出るとどんな緊迫した画面でも和んでしまうのは逆に失敗なんじゃと思った。後編でスナイパーショットが見られるかどうかは誰にもわかりません。

田中要次

どんな映画にもいる人。

戸田恵梨香(ミサミサ)

後編ヒロインにつき、前編ではチラ見せ程度？と思いきや、結構出張ってた。

スガシカオの挿入歌

エラい適当な挿入のされ方でした……

ダニー・カリフォルニア(レッチリ)

本編と完全に遊離した主題歌だけどシビレる歌だなと思います。