「仮面ライダー響鬼」#34 装甲う刃

　劇場版で先行お披露目された装甲響鬼。劇場版ではさるキャラの時代を超えた愛が装甲を形成したわけですが(あながち間違いじゃない間違い)、本編では装甲部分がディスクアニマルで形成されるというのに激燃え。ディスクアニマルも久々に大量発生したし。

【お前の教育が悪いから、こんな半端な奴が育つんだ！って確かに正論】

→何だこの構図。

　装甲声刃のピーキーセッティングの副作用で変身不可能になったヒビキとトドロキ。トドロキのやった事って組織上罰点とかつかないのかなぁ。来月の給料減俸とか。

　みどりさんに心得違いを指摘されて不貞腐れたトドロキ、ザンキさんに愚痴をこぼしていると、一体どこから現れたのか小暮さん(布施明)登場。「お前の教育が悪いから」ってああ視聴者が思ってる事言っちゃった。怒られたザンキさんは自分からケツを向けて「お願いします」ってええー。そりゃトドロキも凹むよ！

【暖簾に腕押し、糠に釘】

　凹んだのも束の間ザンキさんのケツが叩かれた事を「たちばな」面子に愚痴るトドロキ。お前の頭の中、ザンキさんしかないのかっ！！　重苦しい空気の中、場違いに能天気なイブキさん。ああイブキさんがみんなに絡んでるの超久しぶりで泣けました。

　そんな所にまた超タイミングよく現れた小暮さん。危ない！イブキさんのケツが危ない！　しかし最強の暗黒天然の名は伊達じゃなかった。
　ところで吉野本部の開発局長ともあろう方が、吉野宗家の身内なイブキさんと面識ないのおかしくない？　本来吉野にいる筈のイブキが何故東京にいるのかっていう伏線も随分投げっぱなしですねそういや。

【安達君のこと、どう思ってるんですか？】

→明日夢は自転車通学だった筈。

　桐矢少年何だかんだ明日夢君大好きなんじゃ……。お前そんなに一緒に帰りたいのかよ！　明日夢が大変迷惑そうなのが笑えましたが、あきらやもっちーと普通に会話できて、同年代の同性と意思疎通できない彼って、実はトドロキ以上に難儀な性格なのかも。そんな所へトレーニング中のヒビキさんが。

　「少年に少年の友達ができた」って喜び方が面白いな、と思ってたら、桐矢少年が言っちゃいましたよ。皆思ってても誰も言わないようなこと。

京介：「安達君のこと、どう思ってるんですか？　彼のどこがよくて付き合ってるんですか？」
ヒビキ：「いずれわかるようになるさ。大人になったらな」
京介：「俺は大人です！」

　桐矢直球すぎ(爆笑)。それに対し、変化球で返すヒビキさん。まあテコ入れ前に比べたら随分ストレート球ですが。大好きなヒビキさんに暗に「ガキ」って言われた桐矢少年、何か可哀相。登場時のインパクトがデカかったのに、今や2人の恋路のかませ犬全開。

【イブキさんがサバキさん並になってやしませんか】

→変身した瞬間ブッ飛ばされたイブキさん。「うわー」って(泣)。

【装甲響鬼についてあれこれ】

　前述した通り、装甲形成の部分は燃えました。しかしその過程は結構行き当たってばったりだったというか、スーパー童子と姫(劇中ではスーパーという呼称は使われず)がアホの子なおかげで武器取り返せたのはともかく、いきなりヒビキさんと相性あっちゃったのは何で？　洋館の男女がセッティング調整した所為だとしたら酷すぎる。

　あと小暮さんが何であの場にいたのかまだわかりません。移動手段も不明だし。こういう移動・距離のワープ現象、マジレンジャーでは一切気にならないので、最初からそうなら気にならないけど、今まで(辻褄がちゃんと合っていたかどうかはともかく)、それなりに移動描写があった響鬼にはまだ違和感がありますね。

→小暮さんの送別会？　今度は楽しそうな面々に嬉しそうな小暮さんが可愛い。

【今週も次回予告が気になって眠れない】

→あきらたんに何があああぁあ(もんどりかえり)

「ヒビキさんは恋した事がない」ってみどりさんの含んだ台詞が素敵。みどりさん最近出ずっぱりなのに、あきらたんなんて今週名前さえ出なかったよ！！　イノウエ(脚本)はあきらたんが嫌いなのかっ！　とキレていた全国のあきらたんファンきましたよ！！　

　しかしキタ！と思った瞬間3度目の貞操の危(略)。まあイブキさんががっちりガードしてくれるから大丈夫でしょうが。あきらを傷つけられた時のイブキさんの暗黒面発露は「化ける繭」で証明済みなので、次回こそヘタレ返上が期待できます。人と期待箇所が違いすぎです。