「剣客商売」決闘 高田馬場


 秋山小兵衛(藤田まこと)が奥方に自分の孫より年下の子供がデキちゃったかも、とほぼ全編あたふたしてる一方で、道楽半分で主君や周囲の人間の賭けの対象となり、恨みもないのに決闘しなければならなくなった対照的な性格の剣客2人のそれぞれの苦悩が描かれる、というものすっごいアンバランスな構成なのに超面白かったです。

 しかし三冬(寺島しのぶ)様の男装はちょっとツラい。事ある毎に「お美しい三冬様」と評されるのは(今回はなかったけど)超ツラい。