「アイシールド21」#1 光速の脚を持つ男


 賛否両論、どちらかといえば否定論者の多いアイシーアニメ版ですが、亜姫は初回から感極まって号泣しました。ダメ人間です。


 思うにこれは亜姫が原作を読んでいるからなのですが、初回だけ観ると、一見気の弱いお人よしのパシリ少年が、ちょっとした潜在能力を見出されて勧誘されたアメフト部に(脅されて)入部するだけの話に見えて、実は相当色々な伏線が張られているわけで、もうこの先明らかになるあんな事やそんな事を思っただけで号泣してしまったわけです。
 ストーリーや演出は原作の荒いながらもドキドキワクワクした感じは削がれ気味で残念。これはもう最近のジャンプアニメはみんなそうなので、諦めの境地。作画も微妙ですが、人物の造型は原作1巻の絵柄に忠実なんですよね。本誌の方の原作アイシーと比べるとかなり違ってきてるので、余計違和感を感じるのかも(贔屓目の極地)。OPEDは現在の本誌のキャラ造型に近い感じデシた。




 以下OP/ED検証。


 OPはカミセン。岡田准一ファンの亜姫としては嬉しいような悲しいような。カミセンなんで、V6の時より准一さんの声も聞こえますが、割れ鐘のような三宅健のボイスもよく聞こえます。OP/EDともに最近のタイアップアニメ主題歌の例にもれず、作品の内容とは全くリンクしてない歌詞が素敵(誉めてない)。


OP:「BREAKTHROUGH」カミセン


原作では10巻初登場の瀧鈴音。

 鈴音がヒロインを主張しまくってますよ! ジャンプ誌上でも明らかになっていた通り、鈴音は前倒しで登場するようですが、妹がここまで出張ってて、兄貴の方はエンディングに1カットって……



作中あまりまともなヒル魔さんの顔がなかったので無意味にアプ。



OPなのに主人公の顔が出てくるのがラスト。


 まあ「正体を隠して」というのが本作のひとつの肝ですが。


ED:「BE FREE」リッケンズ


 そこそこ動いていたOP(失礼)に比べると、EDは静止キャラ画乱舞状態。うんまあ「遊戯王R」よりはマシだったけど(遠い目)



ルイが! 阿含が!


 ネット上で、設定上色々とアレなので出番オールカットの噂があった葉柱ルイや金剛阿含のキャラ画があっただけでもうアニメ許すという気分になりました。



泥門オールスターズ集合。


 正確には全員じゃないけれどこの並びは原作11巻の(略)。とりあえずこのくだりまではやってくれるのか、それともただのイメージショットという事態も!!


 というわけで次回以降はもう少し落ち着いた感想になると思うのでご安心ください。