「優しい時間」最終回


 ニノさんが万感の想いを込めて作りあげた茶碗を長澤まさみさんが手に取ったとき、このドラマを田中圭目当てとはいえ初回からナマで見続け、アズという長澤さんのキャラをわかってる身としては、「やめろ!! そのアマ(失礼)に触らせるな割っちゃうぞ!!」と本気で心配致しました。いやー良かった割らなくて。あそこで割らせたら、倉本先生は偉大すぎです。


 しかしニノさんが刺青消してマスターも謝ってハイおしまい、みたいなオチでしたが、そう簡単に和解できたら苦労しないですよね。特にこのドラマの場合、息子より父親がガンだったからなぁ。刺青を根性焼きするほど思いつめた息子の気持ちをどこまで本当に慮ってるのか、はっきりさせなかったのは、今後のスペシャル対策でしょうか?


 そして前述したように田中圭目当てで見続けたこのドラマ、最終回は出番あるだろうと気張っていた結果が、エンドロールの台詞ナシのみとはあんまりじゃああああ。全11回中総登場時間は5分もないって一体……このドラマにおける彼の山場はドラマ開始前の「いいともSP」デシた。以上。