第28回日本アカデミー賞特番


 28回もやってる伝統ある賞、と豪語する割には、毎年一貫性のない番組構成と適当すぎる編集とか、噛みまくるアナウンサーなど、毎年別の意味でハラハラドキドキのアカデミー賞です。主要最優秀賞は以下の通り。


最優秀作品賞:「半落ち
最優秀監督賞:崔洋一(「血と骨」)
最優秀主演男優賞:寺尾聰(「半落ち」)
最優秀主演女優賞:鈴木京香(「血と骨」)
最優秀助演男優賞オダギリジョー(「血と骨」)
最優秀助演女優賞長澤まさみ(「世界の中心で、愛をさけぶ」)


 受賞者の中ではオダジョーがどうしたのみたいな凄い髪型と格好してたのが印象的でした。


 最優秀賞だけ見ると一見、「半落ち」と「血と骨」の独占、話題づくりの意味(04年度では一番儲かった映画だし)でセカチューといった感じですが、凄い勢いで適当に流れていった技術賞などの裏方関連の賞は「スウィングガールズ」が結構受賞してたように思います。そういう方面こそ映画の本領の筈なのですけれどね。あと特別賞でゴジラが受賞してたのに爆笑。


http://www.japan-academy-prize.jp/