「優しい時間」#1


 一緒にドラマを観ていた亜姫の母上様が、


寺尾聰富良野に来て2年だか3年だかで、立地条件がド山奥(っぽい)にも関わらず、あそこまでマスターマスター慕われまくりお店も繁盛しまくり従業員いっぱい、そんでもってハッピーバースデーを付近住民全員で合唱される程に地域に馴染んでいるのは何故? せめて10年住んでます、トカ、それともよほどの理由があったのか」


 と一息に的確にツッコんできたので、


「きっと聰は伝説のコーヒーマンなんだよ(何だそれ)。或いは富良野に巣食ってた悪を素手で倒したんじゃないの? そうに違いない」


 と苦しい反論を返しておきましたが、実際どうなんでしょう? 倉本聰は設定魔だと聞いたので、きっと聰が地域になじんだ理由は、ちゃんと納得の行く設定が用意されているに違いないと信じてます。信じたい。


 あと個人的にその動向が気になった田中圭の出番は時間にして1分もなかったです。何てこと!! エンディングクレジットではかなり上位にクレジットされてるのに。何故。このドラマが終わるまでに(半年やるみたいですね)、田中圭スペシャルの回があるに違いない、とこちらもあてのない希望に縋りついてます。