05年の劇場で観た映画・ひとくちメモ(9月30日時点)
現在24本を劇場にて鑑賞。★の数は5つが上限。☆は0,5で。
- 「恋文日和」★★★★★
- オムニバス4本の連作映画。若手俳優がいっぱい出ているので観に行きましたが、弓削智久と田中圭の出演しているエピソードが秀逸。映画を観終わった時、前の座席の子が「アニ(塚本高史)の扱いが悪い。何で玉山鉄二よりクレジットが下なんだよ」とマジギレしているのを目撃したのが怖かったです。ていうかその話は玉山鉄二が主役なんですが……
- 「カンフーハッスル」★★★★
- 思ったより血がドバドバ飛ぶので、お子様向けではありませんが、見て損はない作品だと思いました。これぞ映画! という思いと熱意が確り感じられる良作。見終わってもワクワクが続いている感覚を味わいたい方は是非。
- 「東京タワー」★
- エロ注意の指定がついているのに微塵もエロくないんですよ! チューばっかりで、肝心な部分は男も女もみんな隠しすぎでかえって欲求不満。話は大変つまらないので(所々爆笑ポイント有り)、ジャニ好きの方以外は鑑賞を薦めません。あとクレジットで、黒木瞳にやたら専属スタイリストやヘアメイクがついているのに爆笑。
- 「劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game」★★★
- 笑いすぎて死ぬ人いるんじゃないかと思うくらい笑いました。
- 「ハウルの動く城」★★★
- 思ってたよりはずっと面白い作品でした。ハウル様は言うだけあって確かに素敵。声以外。いや声も思ってたよりは全然悪くないんですがね。ヒロインともども普通の声優さんで聞きたかったです。キャストでは神木隆之介君が素晴らしすぎ。美輪様はいつもどおり。内容はよく言えば象徴性の高いファンタジー、悪く言えば殆どどうでもいい話。あとパンフには、色々な分野の人の解説というか感想文が載ってたんですが、あるだろうと思ってたキムタクインタビューはなし。正しい判断です。
- 「キノの旅 何かをするために」★★
- 3月末発売のDVD付画集に収録のスペシャルアニメの先行公開といった趣のものなので、映像的には映画レベルじゃないです。原作の「何かをするために」とはオチの解釈が全く違うのは面白かったですが。あとたまたま原作者の時雨沢恵一先生の握手会が開催され(知らなかった)、握手してきました。予期せぬ嬉しい催しに緊張しすぎで、先生と何喋ったかまるで覚えてない……。
- 「ローレライ」★
- クライマックスの艦隊戦が、CGがショボいというのをさっぴいても、素人目に見てもありえないです。あれもうギャグだろ!! 妻夫木聡が意外と重要な時に役に立ってないとか、佐藤隆太の扱いが酷すぎて泣いたトカ、忍成修吾の使い方が勿体ないトカ、香椎由宇のキャラは綾波レイだろ! トカ、若手俳優はいい所ゼロ。対して役所広司とピエール瀧は美味しい役どころです。話的には堤真一と役所弘司の対決シーンで言い合ってる事は「当時の感覚」じゃない、現代の、戦争を知らない世代が推測した感覚によるやり取りのように思えました。戦争映画を期待していくとちょっと悲しくなります。
- 「あずみ2 Death or Love」★★
- 前作で登場後10分せず昇天した小栗旬が、そっくりの別人で再登場してるんですが、皆小栗旬ばかり気にして、同じパターン、しかも前作と同じ台詞まで吐いている遠藤憲一の存在はスルーかよ! 演出が平成ガメラシリーズの金子修介なので、時々ガメラが出てきそうな予感がしました。前田愛出てたし。
- 「コンスタンティン」★★★★★
- 「マトリックス」好きで観に来たらしい隣の2人連れが映画見終わった後、「ぜんぜんーわかんなーいー」と言い合ってました。ちょっと待てえええええマトリックスより全然わかりやすくて面白かったじゃねえかよおおおおと心の中で絶叫。エクソシストと聞いて心が躍る人はとても気に入る映画だと思います。天使の羽が猛禽類の羽なのもポイント高。あと何気に愛煙家の人は禁煙したくなる教育的映画の一面もあったり。
- 「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」★★★
- 小さいお子様とお母様が観るのがベスト。つまらなくはなかったですよ。ボードレール3姉弟は可愛いし(特に長女)。エンドロールは一見の価値有り。
- 「シナリオライター★松本マリコの課題」★★★
- 妄想癖のある主人公の妄想シーンが全く面白くないんですが、中盤以降段々面白くなり、オチは(展開わかってても)ぐっときます。松嶋尚美の演技は正直ビッミョーでしたが、ザンキさん、じゃない松田賢二が素晴らしいのに引っ張られてプラマイ。→詳しい感想(http://d.hatena.ne.jp/einfall/20050003)
- 「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」★★★★
- 見る前は「3部作もあるんだし、パンフはいいや」と思ってたのに、見た後は「うぉおおおパンフください!!」とカウンターに直行。そのぐらい燃える。トミノさん(監督)、この勢いで「Vガンダム」もやってください。
- 「バットマンビギンズ」★★★
- バットマンのメイン武器はありあまる財産でした。秘密武器の製作等にかけた金は勿論、世を忍ぶ仮の姿が「億万長者」なので、とにかく気持ちいいくらい散財。戦闘時のなりふり構わない破壊っぷりも凄い。敵もビビる破壊力。渡辺謙さんは、欧米人にヒケを取らない体格と身のこなしで恰好いいんですが、この映画の見所に謙さんは残念ながらあげられません。あとヒマラヤにニンジャはいないと思う。
- 「フォーガットン」★★☆
- 人がばっひゅーんと飛んでいくサマを予告編で見た瞬間に謎もクソもないな、と思い、実際に映画を見た所で一ミリも予想を裏切らない展開だったわけですが、あの飛びっぷりだけは劇場で見る価値があったと思いました。爽快。あんな風に飛んでみたい。
- 「劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」★★★★
- ガンダム並にキャラが多いのを一応全員出して、かつ新キャラも出張りまくりつつ、エドワードと2人のアルフォンスのエピソードのみに全精力を投入、後のキャラは同人で妄想してください、といわんばかりにずっぱり斬って捨ててるのはTVシリーズから変わらずえげつない構成で自分は好感が持てましたが、少なくともマスタング大佐ファンは激怒じゃないですか? ゲスト出演で声優参の小栗旬がキャラ立ち加減最高で、もう今年の代表作これでいいよ、と思った。エドワードとの最期のやりとりはちょっと震えがきます。
- 「スター・ウォーズ エピソードⅢ シスの復讐」★★★★
- 6作時系列通りにガーッと見たら多分死ぬ(笑)けど、いつかやってみたいです。オビワンがどさくさに紛れてアナキンに愛を告白してるのでその筋の人注目!(何言ってんの)
- 「容疑者 室井慎次」★☆
- ギバちゃんの顔芸が随所で炸裂。そも現場がちゃんと捜査してればここまでややこしくならなかったんじゃないの? と思う事請け合い。亜姫のお目当ての田中圭は死体役でした。いや生きてるシーンもあったけど台詞ナッシン。ンノー。
- 「魔法戦隊マジレンジャーTHE MOVIE インフェルシアの花嫁」★★★★
- 後日詳細感想アプ。
- 「チャーリーとチョコレート工場」★★★☆
- 「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップを認識した亜姫は未だにジョニーが恰好いいという世間の意見に同意しかねているわけですが、この映画を観て、ますます同意できなくなりました(笑)。