『鋼の錬金術師』#51 Bパート


Aパートはこちらです。



アルフォンス・エルリック10歳。


 アイター!!!(大泣) だってこのアルがこの姿なのは、練成したエドが識っているアルの生身がこれだから仕方がないとはいっても、肉体を失ってからの記憶4年分をズバッと喪失してるとは最悪……
 周囲は、”エドの全て+4年分の記憶”を代価にした結果と推測してますが、考えようによっては、鎧のアルは、エドが練成しただけのものだったんじゃないか、とも取れるような結果に。このことをエドが知らないのは更にイタい。




全国推定1千万のロイ・マスタングファン狂喜乱舞の眼帯姿。

デートしてる!!(違)

リザちゃんキャラが違う!


 マスタングは当分療養という事ですが、あれだけやっておいて軍部復帰は無理じゃないのかな?と思ったんですが、このカットで多分大丈夫かなあと思いました。コレ↓。



奥のジイさんに注目。


 ジイさん、原作にも登場、アニメでも時々出てたんですが、どうやらマスタングの後見人だったっぽいし、マスタングの大総統への道はまだ閉ざされたわけではないようです。


 キング・ブラッドレイがいなくなり、この国を裏で操っていたダンテも消えてしまいましたが、アメストリスはその軍事体制を多少改めながらも、そう変わらず存続。「人間を支配していた」彼女がいなくなってもそう世界は変わらない。彼女が考えているようにもう少しだけ人間は愚かでずるがしこく、そしてたくましかったのかもしれません。


 Bパートではその他のキャラの後日談もカットだけとはいえ、語られてました。鋼アニメの何が凄いって原作・アニメで登場したゲストキャラは途中退場(死亡)者以外は、ほとんど何らかの形で終盤まで食い込み、後日のフォローもバッチリなところです。原作では有名なモブの人まで出てたし。本当に1回こっきりのキャラだったのって、怪盗セイレーンぐらい(#10)。


 そして、世界から消えたエドワードはどこへ行ったのかといえば……



ミュンヘン1921って何それ!!


 この間「ロンドン1916」とかいってて、今度はミュンヘンですか。微妙にキナ臭い時代ですね。



エドワード・エルリック18歳(多分)。

その右手はだらりと垂れ下がり。


 エドはお父さんと同居しながら、科学者として生活しているようです。お父さんはこの世界でそこそこ名を馳せているみたいだし、息子は息子で、アインシュタインを「胡散臭い」呼ばわり!! 
 エドは宇宙工学に元の世界への帰還を期待し、あちこちに遊学しているみたいです。



弟のいる世界に戻る為、科学を学び、旅を続ける兄。

兄を取り戻す為、錬金術を学び、旅を続ける弟。

弟は魂を失い続けながら、

兄は身体を失い続けながら、



また出会うその時の為に、生きていく。


 違う世界に行っても、魂や身体を失い続けても、この2人はOPラストの映像にあるように、共に歩いているのだと思いました。


 総括はまた後日に。