『鋼の錬金術師』#40「傷痕」


 視聴者をグウの音も出ないほど叩きのめしてくれた第40話です。軍上層部では既に抹殺対象のエド、マーテル姐さんを守れなかったアル、言葉を失ったロゼ、右も左も痛い痛い痛い……。


 以下キャラ別。

エドワード・エルリック
これまでホムンクルスたちに、軍上層部に”生かされてきた”彼が遂に見捨てられました。単一戦闘能力ではホムンクルスにも他の国家錬金術師にも及ばないエドがどうやってこの事態を打破するのでしょうか。っていうかもうとにかく何でもいいからその場から逃げて!早く!!
ロゼ
#14以来の再登場ですが、言葉を失い、赤子を抱えているなんて、アイター!!(絶叫) 軍に連行されて何をされたか、明確に語られない分痛すぎです。
ホムンクルスたち
全員出揃っちゃた……あーやっぱりあの人がそうだったんですね……あとあの人がそうであったことで、既に軍部はホムンクルスたちに侵食されきっているという事ですね。マスタング大佐はどこまで掴んでいるのか、もう彼が最期の希望ですよ。どうもホムンクルス連中は、彼の事はアウトオブ眼中っぽいので、頑張って欲しいです。
ライラ
このアマ(失礼)がものすごい怪しいって、早く気がついてエド!! 
キンブリー
こいつって本ッ当に最悪人間なので、アルフォンスにこてんぱんにのされていい気味ですが、この一件で、キンブリーの標的がアルに移ってしまったみたいで、イヤな予感です。
マーテル姐さん
姐さんがグリード篇で生き延びた理由って、ヒューズが原作より多く出番があったのと全く一緒の理由だったんですね。つまり好きになれずにはいられないキャラ設定をしておいて、原作どおりに殺されてしまう、と。酷いよ、酷いよ會川昇(脚本家)!! 原作と全く一緒の最期なのに、あまりにも惨くて泣きました。グリードと、仲間たちの復讐の為に、と言いながらも、真実を知った時に、グリードたちの為以上にエドとアルの為に動いた事でもう暫くは忘れられません。合掌。
アルフォンス・エルリック
対キンブリー戦では完全に作戦勝ち。腹黒勝利です。しかしながら、マーテル姐さんをその鎧ごと貫かれ、鮮血が鎧から滲み出すその画と、アルの絶唱(絶叫に非ず)に視聴者ドン底です。