「世界の中心で、愛をさけぶ」ドラマ化


 というわけで「世界の中心で、愛をさけぶ」がドラマ化ですよ。コレ実はネットで噂が出る随分前から亜姫の職場(某書店関係)の方で情報が出ていたりしたので、今どこの本屋に行っても「世界の以下略」は平積みです。汚いなぁ(笑


映画化に続き、連続ドラマ化へ。もはや社会現象とも言える「世界の…」ブーム。担当プロデューサーの石丸彰彦氏は「原作を丁寧に扱いながら、それでも映画とはひと味違う作品にする」と力を込めた。

 大ヒット中の映画は、配給元の東宝によると、興行収入が60〜70億円に達する見通しで、邦画の興収では歴代ベスト10入りする勢い。だが、連ドラ化は昨年のうちから決定しており、映画のヒットに便乗したわけではないという(スポ●チ)。


 映画のヒットに便乗してなくても、原作人気には便乗したって素直に吐いてください。



 メインキャストは主人公・松本朔太郎役に山田孝之、ヒロイン廣瀬亜紀役が綾瀬はるか嬢。山田は「恋がしたい×3」以来のTBS連ドラ登板です。
 現在の朔太郎が緒方直人、現在の朔太郎の友人役が桜井幸子。桜井嬢は、柴咲コウ嬢のように婚約者というのではないみたいですな。どちらにせよ原作にいない人との事。
 現在と過去をつなぐ朔太郎の担任教師が松下由樹女史、松下さんが出るというのは期待ですね。いやそれだけはちょっと面白いかもと思った。
 で、朔太郎の祖父役が仲代達矢氏。(参照記事)
 ドラマは原作でも映画でも描かれなかった、純愛の周囲、白血病に侵されたヒロインと、ぶっちゃけ優しさだけしかない主人公の周辺を丹念に描くとかで、演出と脚本次第では面白くなる……か……も……。うーんうーんうーん(汗)


 主題歌は何と柴咲コウ!! 原作ファンの柴咲さんがこんなところにまで!! 平井堅に勝てるか!!?(報復絶倒) 何かゲスト出演とかしそうですね……こういうところが更に汚いなぁ(笑



 原作を素材に「現在」がメインの映画に対して、ドラマは「過去」がメインとの事。いや映画も「過去」がメインだろ。
 原作を大切にするトカいいながら、映画でもドラマでも原作は最早素材扱いです。
 最近の「白い巨塔」や「砂の器」、「人間の証明」などもそうだと思ったんですが、「小説のドラマ化」とは厳密には言いがたい原作付ドラマが増えているような気がします。まあ「世界の以下略」に関しては原作をそのままやったら色々危険なので、これは妥当な判断ですね。