『鋼の錬金術師』#24「思い出の定着」


 #17から引っ張ってきた、アルフォンスの「自分は本当に自分なのか」という不安と、エドワードの弟への根深い負い目問題がさらりと解決致しました。いやあよかった……っていくない!! 全然よくないよ!! これだから井上敏樹脚本は!! とマジギレ寸前。

 
 しかしながら、次なる展開と謎と伏線を適度に含んでいるのでマジギレばかりもしてられません。それに久々に明るく?終った回だったし。うん、まあ良し(何様)。


 以下伏線ポインツ。

 イシュヴァール殲滅の全容。どうやら彼らが戦時下の間に賢者の石、もしくはそれに近いものを製造したらしい事は見えてきました。そしてそれにスカーが深く関わっているっぽい事も。ただ彼は現在ケガ及びイシュヴァール難民の護衛の為、とりあえず戦線離脱。


 兄弟の母親によく似た大統領秘書さんは、なにやら画策したり、腕が液状化したりと、やはりタダモノではなかったようです。 正体は、原作においてまだ登場していない残りの”七つの大罪”なのか、それとも独自展開のキャラなのか。いずれにせよ、兄弟とかち合った日には鬱の嵐が吹き荒れそうです。

 
 あとバリーがここで昇天。原作では元気に生きているだけにこの展開は意外デシた。ということは原作で死んだあの人が生きてくれ……る事はなさそうです。次回脚本會川昇氏だし。鬱大嵐。