「マスターアンドコマンダー」のCMが気になります。


 伝説の船長とその愉快な仲間たちがナポレオンに挑む(大雑把すぎる形容)らしい映画の、広告やCMでやたら「12歳の戦う天使」というフレーズを目にするんですが、あのネーミングを考えた人は明らかに狙っていると思います。狙いすぎです。騙されそうです。


 しかしながら亜姫が好きな外人の俳優って、エドワード・ファーロングとかブラッド・レンフロとかリバー・フェニックス、要は何か転落していきそうな危うさを持った少年タイプであって、あのCMの少年の場合、ちょっと子供すぎだなぁトカ、すごい真剣に考えてる自分がちょっとイヤです(苦笑)


 ちなみに上に挙げた3人の俳優は、有名になった後、麻薬で転落したり、ヨット盗んだりそろって壮絶な人生を歩んでいるんですが、少なくとも彼らの転落のきっかけになった映画の中で、一番素晴らしい頃の彼らが、素晴らしい映画と共に、フィルムの中に残って、百年先の人にも伝えられていくのだから、何がいいのかよくわからないですね。