「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジネントを読んだら」★★
劇場窓口での実話やりとり。
「もしドラ一枚ください」
「えっ…とぉ……? 何の映画ですか?」
「あっ……もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーのマネジネントを読んだら一枚ください」
「かしこまりました!」
うわあああああ浸透してねぇええええええええええええ! 「もしドラ」浸透してねぇじゃんかよおおおおおおお!!!
原作のドラマが何もかもどこかのジャンルの二番煎じだらけであることはアニメ版からしても明らかなので、そこをどう物語として作り直すかに凄く労力を割いた結果、この映画は意外とさわやかに仕上がっており、好感が持てました。以下ネタバレを一切隠さない、個人的なこの映画の見所。
○観た人は100%思うだろうけど、ドラッガー関係ない
○ドラッガーが関係ないのと同じくらい、前田敦子は何もしていない(これはドラッガー=前田敦子な所為)
○真のマネージャーの鑑だったのは前田敦子ではなく親友役の川口春奈。彼女は難病でベットの上に縛り付けられたマネージャーながら、なんとクライマックスの仕込みまで完璧なのである。
○ドラッガーの等身大人形。
○大泉洋さんのリアクション芸
○池松壮亮ぜんぶ
○アニメの野球シーンが珍作レベルで酷かったので、この映画の野球シーンがすごくまともに見えた。
TVアニメ「もしドラ」OPテーマ 夢ノート(特別盤) azusa ポニーキャニオン 2011-04-27 by G-Tools |