「オーズ･電王・仮面ライダー レッツゴー仮面ライダー」★

一言で言うなら、「佐藤健とオダギリジョーを召喚したいならもっとがんばりましょう」的な。今のノリじゃ未来永劫呼べそうにない。

しかしDCDの劇場版で完全に心を打ち砕かれ、以降の東映特撮に基本絶望的な見解しか見出せない僕が何故このライダー映画を観に行ったのか！？　それは声優で大川透が参加しているからだ！　と思ったら大川さんはネットムービー版のみの参加だと馬鹿野郎ォオオオオオ。このネットムービー展開もいい加減にしてほしいと思うのですが、以下色々気になったことを箇条書き。ネタバレとか全然気にしない。

○これだけ記念記念を乱発されると本当に節目の時にロクな事にならないのでそろそろやめてもらいたい。
○アポロガイストの声優にイタミンこと川原和久さんがDCDつながりで登板。といって見せ場がスゴいわけじゃなくてしょんぼり。
○福本清三さんに頼るのそろそろやめたらどうか。
○子供キャストに頼るのもうやめよう。

○電王の「時間を移動する」という設定を借りたら何でもできるよねホント。でもこの設定を借りているのに説明できないことがいつものことですがたくさんあった。
○オーズ組の存在はかなりオマケに近い。事の発端はアンクさんの所為だけど。
○平成ライダーの存在はもっとオマケだった。直前作の「W」はちょっこしだけ見せ場あり。

○基本的に昭和ライダーマンセー映画。
○同じくらい昭和怪人マンセー映画。昔の敵なアホなデザインが多い。アホが極まれば怖いってことなんだろうが。
○リファインした昔の怪人たちの着ぐるみの小奇麗な仕上がりがものすごい違和感。
○一番面白かった怪人はバズーカ背負った亀の怪人。ファーストインパクト絶大。

○エキストラのやる気の差が気になって仕方がなかった。やるんなら死ぬ気でやれ！
○そんな大した崩壊っぷりも描けないんだから、いい加減「崩壊した世界」設定をネタに持ち出すのどうか。

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