「JOKER 許されざる捜査官」#1


冒頭から「このドラマは現代の闇を描いたドラマ」云々みたいなテロップが出てきて、ものすごい不安になりましたが、不安はほぼ的中。結論から言うと温いドラマです。温すぎて死ねるわ!

刑事ドラマとしては刑事が無能すぎ且つ権力に屈しすぎ、サイコものとしては犯人のイきっぷりは「沙粧妙子」シリーズの10番煎じぐらい、耐えに耐えてついに爆発する堺雅人おしおきタイム!もの(何だそれ)かと思えば、肝心の描写はなく、「また神隠し」って…なんじゃそりゃあああああ!!! 警視庁には失踪人捜査課という部門が(ねぇよ)!

要はどれかひとつにジャンル搾った方がいいんじゃないかな的な散漫さが目につく初回でした。堺雅人に罪はない。
あと細田よしひこの変態犯人役はもう変態の役しか来ないんじゃないかというぐらいの熱演でしたが、次回の変態犯人は鈴木浩介ということで、変態犯人のチョイスは間違ってない。

【通りすがりの鑑識だ、覚えておけ】

→登場尺数にして1分もナッシン! 前クールの殿様研修医みたいだぜ!(涙)