「カールじいさんの空飛ぶ家」★★★★



じいさんは先立たれた奥さんとの人生の思い出がいっぱい詰まった家が捨てられない。
じいさんと冒険を共にするラッセル少年は、昔のようにはコミュニケーションが取れなくなったパパとのかつての思い出から抜け出せない。

この映画は、そんな2人が数々の「ありえねー」冒険を経て、その次の世界を見出して旅立っていく物語です。思い出に猛烈に執着していた爺さんが、その最たる空飛ぶ家との別れる、そのお別れのシーンで亜姫篤の涙腺決壊。またジジイがニクい台詞吐くんだよ! もうちょっと涙がこぼれましたテヘッ、どころじゃなくて、わんわん泣きました。いい大人が見苦しくも号泣して、隣のお客さんホントすいません。
かようにひねくれている心の人も泣かす素晴らしい物語です。