「ケータイ捜査官7」#36 ともだち


【古い方の東京タワーで待ち合わせ】

冒頭、「古い方の東京タワーで云々」みたいな会話があって、それが何かスゲーよかった。
明日未来だからこそ出てくる、ちょっとした台詞の綾がいいのです。
以前、1999年という設定の「オーレンジャー」をリアルタイムで見てた94年の年末のオンエアで、オーレンジャーが「1995年もよろしく!」と言った時は子供心にガッカリしたもの…。


【大江達郎】

ケイタの大事な友達・タツロー。しかし大事な事をタツローに喋ってこれなかった事実はタツローを傷つけ、タツローの言葉「お前、変わったな」にケイタは酷く動揺する。
今回と続いての「ケイタとタツロー」で描かれるのは、友情の質が変わってしまう瞬間の話である。
愛情が決して永遠ではないように、少年期は一瞬の刹那にも等しいように、それは、多分、ケイタとセブンにも確実に訪れる未来。
だからこそ余計に新EDが「夢見る少女じゃいられないー」なのは納得いかないぞ! 
コレは少年の話だろ! アレンジは悪くないと思うけど、「夢見る少女じゃ」のくだりはいらないと思うんだ……