「ケータイ捜査官7」#23 ケータイ死す


「世界なんかより、セブンだ」

 両手足を繋がれて地べたに這いつくばり、目の前で拷問されるセブンを見せつけられながら間明に言葉責めされ、無力にのたうち廻りながらも自分のカラダよりセブンを案じ、「殺さないで」と懇願する網島ケイタ! これが拷問でなくてなにか!? ハードプレイですかッ!? テレ東ォー!!!!!
 冗談は抜きにして今回の話は単純に「ケイタとセブンの絆がスゴい」じゃ全く済まされない話で、セブンを愛し(敢えて愛と表記)、ゼロワンを赦し、事実上2台のブレイバーのマスターとなったことで、その気になれば情報世界を一瞬で掌握できる力を得てしまった網島ケイタ自身が周囲に「世界の敵」認定されちゃったような気がしてなりません。間明は彼を「ブレイバーの隷属者」と呼んだけど、ブレイバー側からしたらケイタは「遂に出現したブレイバーの王」であるわけだし……。

【敵は仮面ライダー?】

 黄川田将也との「THE FIRST」つながりともあわせて平成仮面ライダー組のキャラ設定のゆがみ具合がステキです。

【真の敵】

 真の敵についての考察はまた別記。どういう意味での「真の敵」だろうね……