「あしたの、喜多善男」#1



 親友の命日である11日後に自ら人生を閉じる事を決断したその時から始まる喜多さん(小日向文世)の物語。飯田譲治脚本という事で期待してましたが、アタリでした。
「死んでも生きても変わらなさそう「だから」死なないなんて考えていないだろうな」とあざけ哂うネガティブ喜男と、怯え這いずり回りながら「こんな世界大嫌いだ!」と泣き叫ぶ、小日向さんの貌の使い分けが凄い。松田龍平とかコニタンはどう見ても不審者だけにフェイクのような気がします。ここはひとつ栗山千明さんがゴーゴーボールで!(何で) 生瀬勝久の「平泉成です!」にはウケました。



→カレーに尋常ならざる執着を見せる喜多さん。こんなに美味しそうに食べられたらたまらない。明日の昼ごぱんはカレーにします。


 別に物語には関係ない点で可笑しかった所というと、龍平と千明嬢は「ハゲタカ」つながり、生瀬さんと平泉成(出てない)は「サラリーマンNEO」つながり、出番にして10秒ぐらいのキャナメはこの枠(火10)に常駐してるんじゃないかと思うぐらいよく出てるくだりでした。あと岩松了がどんなにシリアス面しても次の瞬間ギャグに走るんじゃないかとハラハラする。