「拝啓、父上様」最終回


 初回の、リンゴが石段の上からめたくそゴロゴロ落ちてきて、リンゴを拾ったニノさんにリンゴを落としたメイサさんが笑顔で「メルシー。メルシーボクゥ」に倉本先生のブレインの調子はどうしたもんかと本気で思い、以降もメルシーボクゥ女(メイサさん)関連には最終回までハラハラドキドキしっぱなし(主にブレインの調子を)だったんですけれども、なんだかんだ全話視聴。
 ニノさんのドラマだけど、同時に、かそれ以上に八千草薫が演じた夢子さんという一個のひとの終焉の物語でもあったなぁと思い、こういう話が書ける倉本先生は凄い人なんじゃないかと思う一方、メルシーボクゥだけは全力でありえんと思うわけで(倉本風)。