「ワンダと巨像」クリアしました。

ワンダと巨像 PlayStation 2 the Best ソニー・コンピュータエンタテインメント 2006-06-08 by G-Tools

　クリアしました。泣いた！　何が泣けたって、最後の巨像と2時間近くド突きあって、やっと倒して、ヘロヘロしながらも達成感に浸りながらエンディング見てたら、ものすっごいショッキングな事態になってしまい、更にショッキング事態連発の果てに真のエンディングでもう凹みまくりました。だってさ、愛する少女を甦らせたい、その一念で、16体もの巨像とド突きあったワンダに対する結末がコレってあんまりじゃなかと！？(号泣)
　抗って抗って、もしかしてここで踏ん張れば何とかなるんじゃないの！？　とプレイヤーのほぼ100%が全力で抵抗するシーンを作らせておいて、トドメの無情なる仕打ち。そして予感させる、長い長い、しかし穏やかな贖いの時……。ノー！！！

　以下、ワンダド突きあいレビュー。

「ワンダと巨像」のもの凄い大味な粗筋

魂を失った愛する少女を甦らせる為、禁断の古の地に封印された16体の巨像を倒す難題を与えられたワンダ。愛馬アグロを駆り、いにしえの剣の輝きだけを頼りに、ワンダの罪が重ねられていく……。

ワンダ

プレイヤーの運動神経次第では力あふれ、かつ俊敏な若き戦士にも、体育が2の雑兵にもなりうる主人公。亜姫のワンダはもちろん体育が2。右に避ける筈が左に避けて(操作ミス)、巨像によく踏まれました。アグロにも踏まれたことあります。

アグロ

プレイヤーの運動神経次第では、汗血馬にもドンくさいウマにもなりうるワンダの愛馬。単なる移動手段のみならず、対巨像戦闘で乗りこなしつつ突撃する事が多く、右に行くつもりが左に手綱をとってしまい(操作ミス)、巨像に以下略。

少女

ワンダが甦らせようとする少女。その関係性についてははっきり語られないのですが、そこは色々想像を膨らませてニヤニヤする人多数いたかと思われます。

巨像

基本デカい。初めての巨像とは本当にどうしたらいいのかわからずオロオロしました(そして死んだ)。デカいので、緩慢な動きの奴が多いのですが、攻撃命中精度高すぎ。超精密射撃のレーザー並。ぼさっとしてたら即死ぬ。高速でんぐりかえし(前転攻撃回避ともいう)をマスターしないと、ホントすぐ死ぬ。ただド突きあえば、いつかは倒せる代物ではなく、結構頭を使う部分が多いので、1体倒す度にヘロヘロになる事請け合い。

巨像と戦うコツ

コツがつかめると5分で倒せるけど、つかめないと丸2日ド突き合っても倒せない。

「ICO」とのかかわり

亜姫は宮部みゆきのノベライズ版しか知らないのですけれど、本作を知る上で非常に重要なゲーム。別に知らなくてもいいのだけど、ちょっとでもその内容を知ってると、「ワンダと巨像」が一層楽しめます。

ICO PlayStation 2 the Best ソニー・コンピュータエンタテインメント 2004-08-05 by G-Tools